みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

入院して、退院しました

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11日のブログ更新をして、
眠くてたまらず、うたた寝をしてしまっていた。
12時ごろ、力が騒いでいる雰囲気で起きた。
見ると、さっき見たけいれん発作?だ。

かなり激しく痛がっている感じだったので、
病院に電話。
その日の当直は眼科とのことだったが、
幸いなことに、
主治医がNICUの当直だった。診てくれそう。神様!!すぐに行った。
急いで帰宅した夫とタッチ交代して、
深夜病院へ。

主治医にデジカメ動画をみてもらったが、よく分からず。
いろいろな検査をするうちに、
またけいれん発作が起きた。
いわゆる、「けいれん」ではなさそうとのこと。

何から何まで検査をしてもらった。終わったのが3時半。
血液検査結果の炎症反応が上がっていたこともあり、
そのまま入院した。

発作は注入時に起こることが多かったことから、
入院後は点滴のみで、絶食。
でも、病室に入ってからは変化なし。安定。
翌朝から注入開始。

力は珍しく深夜眠れずに起きていろいろと痛いことをされたので、
朝からずーっと夜まで寝ていた。
これ、夜ねらんかもね。と言ってたが、
夜もそこそこ眠ったようだ。
私も、看護師さんにお任せして、久々に何時間か、眠った。

お姉ちゃんたちは、
いきなり入院となって、
また長期になるんじゃないかと、
それぞれ不安になっていたらしい。
二人とも、大泣きだったとのこと。そうやろね。
こんな状態なら、できれば週末に入る前に帰りたかった。

でも、力の発作原因は特定できなかった。
炎症反応と、白血球値が上がっていた為、
点滴と、抗生剤を投与されていただけ。
観察していても元気だし安定しているので、
採血結果で退院か、ということだったが、
金曜日の結果は入院時よりも炎症反応値が上がっていたため、
主治医は、家に帰れないことはない、と言ってくれたが、
週末前の退院は見合わせた。

土曜日、主治医が朝から採血してくれ、
結果は昨日よりも下がっていた。それで退院。
ただ、まだ平常値に戻ったわけではないので、
抗生剤を飲み続けることになった。

何だったのだろうか?

原因が分からなかったのは、ひっかかるが、
数日の入院で帰ってこれて、よかった。

力は、入院初日から余裕の表情。
でも、帰宅すると、
本当に、「帰ってきた」という安堵の表情を浮かべていたのが、
ちょっと成長を感じたとこ。

私も、数日、ちょっと疲れ気味だったので、
入院したことで、家事が免除され、
力が寝ているときは、
普段は絶対見ないような、
時間つぶしの下らんテレビ番組をだらだら見ることができるくらい。
だらだらのんびり過ごした。

力が私に休日をくれたみたいな、この数日の入院だった。