飲酒運転取締りがものすごく厳しくなったきっかけとなった事件は、
うちから遠目に見える場所でのことだった。
当日は、何でサイレンがこんなに長く回っているんだろう?
しかも、あんな場所で?と思っていた。
今度の事件は、
加害者が公務員で、被害者が3人の幼子だった事で、
全国的に、ニュース性高く取り上げられた感がある。
でも、実際、悪質な飲酒運転で、大事な命を失ったり、
大事な家族の命を奪われたりすることは、
こんなに大きく取り上げられないだけで、
全国各地で、日常茶飯事である。
恐ろしいことだ。
先日、
いつも、すごいグッドタイミングで、
本当に勇気付けられるような言葉をかけてくれる先輩のご家族が、
飲酒運転の犠牲となった。
そのことを知った時、身体の震えが止まらなかった。
連絡したかったが今までできずにいた。
とうとう、意を決してメールを出した。
すぐに返信をくれた。
悪質な飲酒運転だった為、
被害者側もいろんな手続きで大変だったそうだ。
二月経った今になって、
ようやく、それらが落ち着き
ようやく、泣きたい時に思いっきり泣ける状況になった、とあった。
言葉がなかった。
一生懸命真面目に生きている家族が、突然、いなくなる。
考えられる?
「撲滅」て言葉でさえ、生易しい。