みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

行政サービス窓口係はどうにかならんのか?

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今日は珍しく、お姉ちゃん達が寝る前に、一眠りしてしまった力。
寝ている力に、
お姉ちゃん達が、優しく「おやすみちからー。」と言っているところ。


さて、久々に朝っぱらから、ぶちぎれ。

力、こんな身ながら、
BCG(ちょうど入院前)、
三種混合(入院中に2度接種してもらった)と、
どうにか予防接種スケジュールを少しづつこなしている。
来週、外来時に、三種混合の初回3回目を接種する予定なので、
秋の集団ポリオ接種の時期に間に合いそうだ、と、主治医。
ただ、ポリオは経口摂取なので、
力は、胃ろうから入れることになるだろうから、
接種予定場所の保健センターに問い合わせてみて、
とのことだった。

うちの校区は11月頭だったので、まだちょっと余裕はある。
でも忘れないうちに聞いておこうと、
今朝一番で電話した。

保健センター代表に電話して、
「ポリオ接種のことについて伺いたいのですが。」
と言うと、
お待ち下さいとも言わずに、ぶちっと電話を切り替えられた。
まず、それで、ムカ1。

担当部署につながり、
男性が対応してくれた。
胃ろうでの接種が可能か、とのことを尋ねると、
「え?お子さんがですか?」と言い、
担当と電話替わります、とずいぶん待たされた。
これでまたムカ1。

担当と言って電話に出た女性に、
また同じことを言う羽目になった。
一通りお話しすると、
「何のご病気ですか?胃ろうは外れる可能性はあるんですか?」
と言う。
そんなこと、わかるかっちゅうねん。
「胃ろうを造った直接の理由は逆流症治療の為です。
胃ろうが外れる時期も、外れるかどうかも分かりません。」
「ああ、そうですか。ポリオは、外国なんかに行かなければ、まず感染はないので、
そんなに急いで接種されなくてもいいと思うんですよねえ。」
-じゃ、どうして、ポリオ接種時期が設定してあるのよ?
集団保育が始まる前にすませてしまう、ということらしい。

「胃ろうから入れると言われても、
ポリオ薬液は1、2滴ですし、上手く入るかどうか。」
「では対応はしていただけない、ということですか?」
「いや、しないと言っているのでなく、特別な設置なので検討しなければなりません。」
「家でも薬は胃ろうから入れてますので、
ポリオも同じことで、難しいことではないと思いますが。」
「でも、今まで前例がありませんから。」

お役所だ。

「担当がまだ来てませんので、
検討して改めてお電話させていただきますがよろしいでしょうか?」

じゃ、あなたは何だったのよ?

「よろしくお願いします。」
一旦切ったが、何か腹の虫がおさまらんかった。

一時して、また同じ女性から電話があった。
担当が今日は休みだった、という。

「明日検討して連絡しますが、時間はいつでもよろしいでしょうか?」
「いつでもいいです。」
「では、よろしくおね・・・・」

早々と切ろうとしてた彼女に、ここで、私は久々にキレた。

-ちょっと、あなたね、今も、さっきも、その対応は、どういうことなのよ?

何とかかんとか、いろいろと言われていたが、
こちらも、言うことは言った。

先日、特別児童手当のことについて、
電話で問い合わせた時も、ほとんど同じ次元の対応であった。
最初に、ほとんどわけのわかってない職員が出て、
一つ質問するごとに他の人に聞きながら対応。
とうとう、いわゆる担当者に替わっても、
「電話じゃわからないので、窓口に。」
の一点張り。

こどもの面談をするではなし、
電話でわからない何を、窓口でわかるというのだ?

呼吸管理しているので、
簡単に窓口に出向けない旨を言うと、
そんなら、「特別」に、電話でもお聞きしましょ、という態度であった。

ここ、「特別」児童手当の窓口じゃないのか?

行政の仕事をしている知人は、
この話を話すと、とても憂いていた。
「ホント、どうにかせないかん!と思っとうちゃん。」

行政サービスに携わる人たちの中には、
知人の彼女のように、
プロ意識を持って真摯に取り組んでくださる方もたくさんいる思う。
でも、私は、かなり当たりが悪いんだよな。
こう悪いと、やっぱり、大部分の窓口の職員がなってないんではないか、
と思わずにはいられない。

今回は、自分のことではなく、力のことなので、
腹立ちも大きかった。
言わな、わからんのか!