みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

今日はルーティン

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じいさんばあさんのうちのお隣に、
ものすごく裁縫の上手いおばあちゃんが住んでいる。
母はよく、そのおばあちゃんにパッチワークを習ったりしているんだが、
今日は、力君へ、とわざわざ、
にぎにぎできるような形のうさぎのぬいぐるみを作ってことづけてくれた。
ちから、うさぎさんを抱っこして、ちょっといい感じの写真が撮れた。


今朝、
朝方帰ってきた夫が、早出するといきなり言うので、
力を園の送りに連れて行かねばならなくなった。
普通は、遅めの出勤の夫に力をみてもらってる間に、
送ってるんだが。
今日は特に、午前中上のお姉ちゃんの参観で大忙しというのに。

園に連れて行くのは3度目。
少しは慣れた。
園児のみんなも、いろいろよくわかっている。
下のお姉ちゃんが、
「ちーくんさわるなら、手を洗ってよ!」
と言っているらしいので、
わざわざ、私に、「ねえねえ、手洗ったけん、ちーくんさわっていい?」
と聞いてくる子もいる。
いい子達。

ばたばた帰ってきて、
タッチの差で来てくれた訪問看護師さんにお願いして、
自転車でダッシュで小学校へ。
もう参観始まっていた。
お姉ちゃん、張り切って手を挙げ、授業を聞く、素敵な姿があった。

廊下でみていたのだが、
隣のお母さんが、
「あの、新聞読みました。」
と話しかけてきてくれた。
ここにも新聞効果が!

終わって、お姉ちゃんにばいばいして、またダッシュで帰った。
力、ご機嫌で起きて待っていた。
私の顔を見るなり、「よお、遅かったな。」
と言わんばかりの顔。

昼、風呂いれ時間位ごろになって、寝不足と朝からばたばたの疲れがどっときた。
でも、風呂いれ、この時間を逃すと、後が大変。
身体に鞭打ち、風呂に入れた。

風呂後、注入していると、
夕方来るはずのじいさんが、早めに来た。
この時期、近隣で恒例の大きなお祭があっているので、
それに寄ろうと早めに出てきたのだが、
あまりの人出に断念したらしい。

「お前、寝とけ、俺が力みとっちゃーけん。」
というありがたい言葉に、
1時間ほど昼寝させてもらった。
おきてみると、
じいさん、寝ているではないか!!
なんじゃそら。
でも、力も熟睡していたけどね。