みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

授業参観

今日は上のお姉ちゃんの2学期初の授業参観。

少し遅れてしまったらもう教室に入れなかった。
この辺ちょっと考えて欲しいところ。
先に入っている人も、どうぞ、とか言って詰めてもよさそうなのに。
前回は、ずんずん中に強引に入ったが、今日はやめといた。
遅れんな、ってことだろう。

で、今日の教科は算数。
驚いたのは、算数専門の先生が教えていたことだ。
先輩母ちゃん曰く、いまどきは当たり前らしい。

内容は数直線。
こんな項目昔あったっけ?

お姉ちゃん、今朝、私が、
「今日見に行くけん、何か発表してね!」
と言ったのを覚えていて、
ほとんどの設問に、
「はいっっ」
と手を挙げていた。
全くあたらなかったが。

授業自体ははっきりいって、退屈であった。
隣のクラスの英会話の授業が、
とても盛り上がっていたのが気になるくらいだった。

算数の専門の先生、教えるのは上手なのかもしれない。
でも一年生だし、
大好きな担任の先生のオリジナリティ授業で充分なのでは、
とも思った。
一年生だから、専門の先生がよりいいんだろうか?
鉄は熱いうちに打てってことか?
それとも、分業ってこと?

勉強って、なんで?どうして?と疑問に思う気持ちと、
考える力を備えていれば、
いつからでも挽回できるのではないかと思う。
小さい頃は、いろんなことを知ったり、できたりすることに、
幸せを覚えること自体が大事な気がする。

まあ、最近の教育事情のことは、
まだ、よくわからん。これから勉強しなければ。

で、帰ってきたお姉ちゃん、
「手挙げたのに、全然あたらんかったー。」
と悔しそう。
まあ、よかたい。

「でさあ、今日ね、マーク先生の時に(英会話の授業)、シールもらったと!」
「へえ、何で?」
「あのねえ、じゃさ、英語で、あなたの名前は何ですか?って聞いて。」
「What's your name?」
「My name is ○○!」
「おおー、すごいやん。英語しゃべれとうやん。」
「うん、だけん、シールもらったと!」

やっぱ、お姉ちゃんにとっても、
参観よりも、マイネームイズ~を覚えられた方がうれしかったようだ。