みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

ちょい戻り

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朝出勤する前に、夫が抱っこしていた。力、なかなかリラックスしていた。

今朝方から、また下痢気味になったそうだ。
あんなに調子いいウンチが出ていたというのに。
一気に変わるなあ。

体調は悪くなさそうなので、
注入量は変わらず、ということになった。
ホントは今日、60ccに復帰する予定だったのに。
あせらず行きましょう。
体重は昨日よりも少し減っていたが、3700g台はキープ中。

午後、執刀医(副医院長)がインターン学生を連れて回診に来た。
先日も、違う学生を連れて、力の病状を説明していたが、
今日もまた、力の今までの経過を、淡々と学生に説明していた。
なかなか複雑なのだが、まあしょうがない、と割り切っている。(けど、やっぱ複雑)
力の、今までの怒涛の展開についてだけいえば、
執刀医が話す内容は、専門用語であっても、略語であっても、当然全て理解できる。
素人っていっても、当事者だから。
でも、ついて回っていた学生さんたち、3名、
執刀医の説明を聞いているのやら聞いていないのやら、という感じで、
時折、「GR、て知ってるかな?」
「軸捻転、わかる?」
と執刀医が学生に質問するも、全然答えられてなかった。
執刀医も苦笑いしていた。

学生だ。知らんことがあるのは仕方ない。
でも、知らんことがあったなら、
説明してくれてるんやけん、メモくらい取れよ!!
ぼやーっとすんな!
仮にも、もうすぐ人様の命を預かる医師になるんやけん!
すぐに行ってしまったが、
学生達の、妙にぼんやりして、お客様然としたたたずまいに、
しばらく、無性に腹が立っていた。

その道のプロ(予備軍)でも、ピンキリだ。