みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

先輩母ちゃん

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昨日から、女の子と同室だ。
昨日は手術後で、とても調子が悪そうだったが、
今日はかなり回復していた。聞くと、一年毎の点滴の入れ替えだったらしい。

この女の子、今8歳で、
先天的に小腸の神経が分断されており、
消化が難しく、点滴が外れないので、在宅で点滴管理しているそうだ。

付き添いのお母さん、
とってもナイスバディのさばさばとした美人の感じのいい方で、
看護師以上の手際で、ちゃっちゃと処置をしていた。
入院も手馴れたもので、
どこそこから、あらー、~さん、お久しぶりー、と声をかけられて、
いろんな人とお話されていた。

今日は女の子Tちゃんが調子が良さそうだったので、
お母さんに話を聞いた。
小腸のこと、点滴のことなど、少し力と状況が似ている。
力が小腸を切った後、
点滴を在宅で管理している人もいるが、難しいです、
と医師から言われたが、
何と、このお宅のことだったのだ。

「うちもねー、赤ちゃんの時は、体重で一喜一憂しよった。
でも、大きくなると、少しずつ強くなるよ。大丈夫。」
と力強く言ってくれた。
在宅まで2年間、入院しっぱなしだったらしい。

今でも点滴が抜けてない。
いろんな意味で、とっても大変だろうが、
なんともふつーにふつーにしているお母さん。
先輩母ちゃんだなあ。感心した。

昨日書いたけんちゃんママといい、
同室のTちゃんママといい、
毎日リハビリで頑張っているHちゃんママといい、
やっぱり、この子達は、親を選んで生まれてきたのかもしれない。
今日は、そんなことを強く思った。

今日、力は体重少し増え、また3700gが見えてきた。
いやあ、ホント、増えるか減るかで、
その後の一日の気分がまるで違うのよ。
うんちもいいし、この調子!