今日も注入60ccのまま。
うんちはなかなかだ。
昼すぐの沐浴の時の話。
力の右肩には点滴が入っており、感染を防ぐために、
濡らさない様に防水シートを毎回貼る。
でも、ぴったり貼り付けることはほとんど不可能。
必ずといっていいほど、貼ったところから水が漏れて、
やっぱり濡れてしまう。毎回点滴保護のガーゼなどは交換になる。
また、気管切開のカニューレ下のガーゼも、固定紐も濡れるので、
それらも全て交換。
加えて、手術傷の消毒、胃ろうの穴の消毒と、
つまり、力の沐浴はとってもおおごとなのだ。
今日は私が入れた。
点滴部分がやっぱり濡れたので、換えることになった。
気管切開の固定紐を先に換えることになり、
古い紐をはさみで切っていたら、何と、カニューレの通し穴まで切ってしまった!
こんなに簡単に切れるとは。
緊急用予備のカニューレに入れ替えして、
紐を結びなおした。
ついでに気管切開孔の消毒とガーゼ交換もやってみよう、と言うことになり、
初めてやることになった。
看護師さんの介助もあり、いつも見ている事もあって、
わりと緊張せずにできた。
これで、気管切開の一連の流れは全てやってみたことになる。
あとは慣れ。
少し経って、耳鼻科医が来てくれた。
カニューレ通し穴を切ってしまうなんて、と、
担当看護師も、耳鼻科医も、ちょっと不機嫌そうだった。
力のカニューレは、市販のものを1cm短く加工してもらっているので、
また新たに耳鼻科医が作らねばならないのだ。
まあ、確かに、私の注意不足ではある。
でも、穴切るなんてこと、病院で経験しててよかった。アーガイルのカニューレは、特別柔らかい。
病院で、看護師、医師がそばにいたので、そこまで動揺しなかったが、
家で一人なら、かなりパニクっていただろう。あー恐ろしい。