みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

頼りにしてまっせー

上のお姉ちゃん、ようやく学校生活にも、かぎっ子生活にも慣れてきた。
最近、一緒に登校している、同じマンションに住んでる2年生の女の子と仲良しだ。
ルームから帰ってきて、お互いのうちを行き来して楽しんでる。
遊びに来てくれた時は下のお姉ちゃんも一緒になって遊んでいる。
子どもって、いいなあ、と思う。

昨夜の私とお姉ちゃん達3人での夕食時の話。

上のお姉ちゃん(以下N):「ねえお母さん、R(下のお姉ちゃん)が1年生になったら、
一緒にお留守番すると?」
私:「そうよ。それならさびしくないやろ。Rも助かるよね。」
R:「うん!」
N:「じゃあさあ、ちーくんが1年生になったら、ちーくんも留守番一緒やろ?」
私:「そうねえ、どうかなあ。でも3人になったら、留守番もっとさびしくないよね。」
N:「あのさあ、そんなら、ちーくんののどのとこ(=カニューレ)のが取れたら、
ちーくん、死ぬっちゃろ。だけんさ、早めに、取れた時どうすればいいか、教えといてよ。
私がやっとくけんさ。」
私:「あーそうねえ。それはそうやね。いやあ、助かるわあ。早めに教えておかんとね。
でも、ちょいと難しいぞ。」
R:「Rも!Rも!」
私:「そう!じゃ、よろしく!頼りにしてます!」

姉達は今の時点でやる気満々。
力、安心して帰ってきていいぞ!