みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

水色ランドセルのインパクト

イメージ 1

上のお姉ちゃんの水色ランドセル、
このブログにも、卒園文集にもネタとして乗せたこともあり、
結構多くの人から、それでどうなった?と聞かれることが多い。
つまりそれほど、女の子の水色のランドセルはインパクト抜群だということだ。
母としては、インパクト狙ったわけでもなし、
人と違ったことをやりなさい、と推奨したわけでもなし。
ただ、これからの人生、選択肢がたくさんなら、
できるだけ先入観なく、決め付けなく、自由な感性を持ち続けて欲しいなあ、
という気持ちからだった。
まあ、少々はジェンダーフリーもあるが。

先日、卒園が一緒だったお友達のお父さんからメールが来た。
「緑のランドセル」という、日経新聞のコラム、こころの玉手箱を紹介してくれていた。
このコラム、宇宙飛行士の向井千秋の連載コラムだ。
内容はこんな感じ。
向井千秋は小学校入学時、
親から強制的に緑のランドセルを持たせられたらしい。
田舎だし、当時カラーランドセルなんて殆どない時代。
初日からみんなにからかわれて泣いて帰ったのに、親は取り合わず。
でも、そのうち、その緑色のランドセルが大好きになっていた。
いじめっ子達にも、「これいいでしょ」と言うと、だんだんうらやましがられたり。
このことは、彼女自身の人生への態度を変えたという。
小4の時に、足の悪い弟を治したくて医師を志した彼女。

-最近、めいっ子らにもよく話す。
人と違うことをやりたかったら、
よく人のやることを見ていて、それと違った面白さを見付けないとだめだよって。
 父も母も、私の思考を何事にも前向きにポジティブに変えていこうとしていたと思う。
試験の意味で、緑のランドセルを持たせてくれたことに感謝している。

おおー、ランドセルいっちょで、人はこんなに高尚に育つこともあるのか!
水色のランドセル効果は???いかに???