みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

こいのぼり

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力、昨晩は、よだれだらだら出して、
気持ち悪いのか、起きていたらしいので、
朝はぐっすり寝ていた。
注入が始まり、ちょっと食欲が刺激されたのかも。

培養の検査結果が出た。
MRSAはかなり減ってきているようだ。
傷の治りから見ても明らかだが、検査でいい結果が出るとうれしい。

昨日、担当看護師さんから、
カニューレを首に固定するひも付きの布をガーゼで作ってくるようにと宿題を出されていたので、
帰宅して夜中に、
超不得意分野の裁縫(高校時の家庭科58点)をしなければならなかった。
力の首周りの寸法の長さになるようにガーゼを折りたたみ袋縫いし、
端にさなだひもを縫い付けて出来上がり。
まずは、一番シンプルな形を教えてもらったので、
お試し版一つだけ作って、持って行った。
それ見て、看護師さん、
「まあ、結構ちゃんと作っとーやん!上手よ、ママ。」
と、ほめられてるのかなんなのかわからんが、
とりあえずOK出たので、また今晩作らねばならない。
気管切開している子どもがいる家庭では、
その子にあわせて、いろんな布で、いろんな形状で、工夫して作っているそうだ。
これから、ぼちぼち、力のオリジナル企画制作だ。

もうすぐ連休。
いつのまにやら、力のベッド周りにこいのぼりが増えた。
おばあちゃんが買ってきた、おもちゃのこいのぼり、
じじばばがお祝いでくれた、麻の掛け軸、
きわめつき、ケバケバ包装で異彩を放っているのが、
広島の友人が、病気に勝つように、と送ってくれた、
カープかつ
広島カープの鯉をモチーフにした、おかしの揚げかつだ。
製造会社も「すぐる(=勝)」という会社で、
なかなかシャレもきいてる。

夫方の義姉からいただいた手作りのこいのぼりは、
とっても素敵なので、玄関に飾っている。
鯉にのっている、兜を被ったちびっこくんを見てお姉ちゃんが言った。
「これ、ちーくんみたいやねー。」

ホント、ちーくん、このボクみたいに、早く元気になるといいなあ。