みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

たまには毒づかせて~

力が生まれて半年以上たった。
その間、いろいろあり、
みなさんの心遣いに感謝することがたくさんあった。
これも、力を授かったおかげだろう、と思っている。

私の周りにいるみなさん、
元気をくれたり、励ましてくれたり、気分転換させてくれたり、
本当に、それぞれの形で、
さりげにも、さりげなくもで、
おもしろいよなあ、その人らしいなあ、と思うことしばしばだ。

でもたまに、
ものすごーくいやな気分にさせられることがある。
全然悪気がないのもわかるが(もしかして、悪気あったりして)、
その言い方はないやろ、そんな風に言わんでも、と思うこと。
それは、その人の感性が私に合ってないからだろう。

自分は能天気ではあるんだが、
実際は、最悪のことを腹の底で覚悟しながら、
底を見ないようにして、頭を上げて、
高い位置でモチベーションを保つようにしているんだと思う。
下を明らかに認識してしまうと、
もう上に上がることは不可能。

そんな状態を保っているこの時期に、
「いざと言う時」、とか、「覚悟しておいた方が」、とか言われたら、ちょっとねえ。
医師に言われるならまだしも。
仮にそう思ってなくても、「大丈夫だよ!」って言えんのかなあ。

言葉は難しい。
でもなあ、
グッドイメージの言葉と、バッドイメージの言葉は、
誰にとっても明らかに違うと思うんだけど。違うんかな??感性か、やっぱり。

自分も知らずに人を傷つけていることがあるんだと思う。
気をつけよう。


って。
あー、毒づくまでには至らんかった。
小心者~!!!