逆流症の手術は、お願いすることにした。
外科の先生と日程調整をしてもらい、おそらく3月半ばには手術になるだろう。
呼吸について。
エアウエイをして呼吸孔を確保しているはずが、
やはり寝入ってしまうと、酸素飽和度を落としてしまう。
昨日からいつどれだけ落としてるか、チェックしている。
昨夜は3回。
今は、前回入れたエアウエイよりも細いものを入れているので、
太さが問題かも、と、
今日はまた前回と同じ、少し太いエアウエイに入れ替えてもらった。
耳鼻科医に、
「これでまた落とすようでしたら、(気管切開しなければ)難しいでしょう。」
と言われた。
また、力を面倒見てくれてる看護師さん、一日に3回替わるが、
みんな、それぞれ、これから力のことどうするのか、聞きたそうだった。
夜は私は相変わらず、看護師さんにお任せして寝ているので、
夜中に何度か呼吸してない状況を知っている彼女たちとしては、
気管切開やむを得ず、という結論に達しているようだ。
気管切開の利点をさりげなく話してくれたり。
主治医が外来診療の合間に来てくれた。
本当は、気管切開することが、正解なんだろう。
でも、目覚めている時や、
寝ている時でもほとんど正常に呼吸できている力の顔を見ると、
やっぱり、気管切開をお願いします、とは、言えん。
感情論で決めてはいけないことは分かっているが、
感情抜きに子どもの将来にかかることを決めることはできん。親だから。
少しでも可能性があるのなら、
力が本来持っている身体の機能を使える道をあきらめたくない。
と、今の気持ちを言った。
主治医は、
自分もできればやりたくない。
でも、ここでクリアしても、ある時期にやはり必要なのかもしれない。
ただ、今納得がいかないのであれば、
お父さんのお母さんの意思を尊重した治療をしたい。
いろいろやってみましょう。
そう言ってくれた。
実は主治医、気管切開した自分の患者さんを、自宅での事故で亡くした事があるそうだ。
気管切開もリスクがないとはいえない、と。
冷静な判断ができないほどパニクっているわけではない。
でも、「冷静」には絶対になれん。