みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

久々の週末

力が入院してから、夫の生活は激変した。
普段は帰宅は午前様、朝も遅めのやくざな生活だが、
入院中の今は、お姉ちゃんたちのお迎えに間に合うように、
又は、病院付き添い交代時間に間に合うように、
20時をめどに仕事を切り上げ、
朝は早く起きてお姉ちゃんたちを園まで送って出勤している。
お姉ちゃんたちのお世話も、なかなか慣れてきたんじゃないかな。

夫は数年前まで3歳児神話の信奉者だった。
「こどもは三歳までは母親が面倒見るのが当然だ。」ってやつ。
私が相手ではそんなことは言ってられない。

夫も、信仰を覆させた私も、
葛藤しながら、妥協しながら、身体を壊しながらも、お互いどうにか摺り寄せてきた。
一朝一夕のことではない成果が、ここに来て現れてきているということだ。

でも、夫、子どもを風呂に入れたり洗濯は何とかできても、肝心の食事を作れない。
やればできるのかもしれないが、
外で簡単に買えたり、食べたりできる便利さが、彼のやる気をそいでる。

先週末、夫がお姉ちゃんたちと過ごして、食事に困ったため、
今週末は病院に泊まる、と夫自ら申し出た。

お姉ちゃんたちと過ごす久々の週末。
買い物行ったりで忙しいながらも楽しかった。

でもちょっと疲れた~。