みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

今日も検査漬け

今日は2月頭に予定されている足指切断手術前検査だ。
簡易な手術とは言え、麻酔をするため、
心臓に穴がある力は、念のため心エコーと心電図もとった。
採血やレントゲンもあり、今日も患者さんがわんさかだったので、
10時半に病院についてから、終わったのは15時前。
午前中だけと思っていたため夫も付き添ったが、こんなに遅くなるとは。

心臓もレントゲンも採血も問題なく、
主治医の診断も終わり、最後に整形外科。
手術はOK、あとは入院手続きのこと聞いてね、
と医師に言われ、看護師に手続きを聞いていると、
まずの前提条件に、予防接種を打ってないかを確認された。
え?今月、4ヶ月健診時にBCGを受けてるぞ。それも主治医の許可を得て。

-あ、それじゃ、2月の手術は無理ですね。
BCG接種からは2ヶ月あけないといけないんですよ。

はあー???
じゃ、今まで計画して検査やらしてきたのに、意味ないじゃん。
さんざん待たされてこれだ。
夫はお腹も減っていて、もう少しで切れそうだったが抑えていた。
(彼が切れると手に負えない。)

同じ病院内だし、主治医と整形の連携はうまくいっているのだろうと、
勝手に思っていたが、
自分も含め、誰もが基本的な確認をしないままがこういうことになったのだろう。
一番の被害者は力。

結局4月頭の予約しか取れず、手術は2ヶ月延びることになった。
まあ、命にかかわる事態ではないので、よかったと思おう。

でもなあ。
最近の耐震偽装の事件みたいだ。どこに責任が?って、一概に言えんぞ。
縦割りの弊害だ。