みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

新たな課題

イメージ 1

今日は、吐きが多いので、胃など内臓について、エコーや造影などの外科的な検査をした。
大人の検査と同じく、胃を空っぽにしておくために、
検査の3時間前までにミルクを打ち切ってのぞむ。
力は何となく寝そびれてしまい、病院に行く前からずっと起きていた。

最初はエコー。超音波でお腹を探られる。
なかなか胃が見えてこなかったらしく、
かなり長い間拘束された。
力、眠いし、なんだかわけ分からん状態で大泣きだった。

休む間もなく、造影検査。
バリウムみたいなのを胃に入れて、食道から胃の具合を観察する。
造影中、母は隔離された。
20分後呼ばれていくと、力はぐったりしてフテ寝していた。
かわいそうにー。

その後主治医と相談した。
吐くのは、やはり「逆流症」とのこと。
胃に入ったものが、食道の方に戻ってしまい吐いてしまうらしい。
今の時点では外科的処置が必要なほどひどい状況ではないので、
一回のミルク量を少なくして、授乳回数を多くすることにした。
4~5時間おきのミルクでも結構大変だったが、
これからまた3時間おきの授乳となる。
ちょっと落ち着いたなあと思いきや・・・。

また、エコー検査の際、胆石が二つ、小さいがはっきりと確認された。
胆石が赤ちゃんにできるなんて聞いたことない、
と、新生児を山ほど診ているはずの主治医が驚いていた。
まあ、今の時点じゃ観察でいいと思いますが、外科医と相談してみます、とのこと。

なんとも、まあ。
相撲でいう技のデパート、もとい、症状のデパートだ。力って。
神様から、
「さあ、これならどうだ」
「そんなら、これはどうだ。」
と、どんどん応用問題を出されているかの毎日。

全問正解とはいかんまでも、クリアしてやるけんねー。