みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

もう来た

先日、産後初の月ものがやってきた。3ヶ月だ。
上の子たちはどちらも半年過ぎてやってきたので、すごく早い。
身体の回復も早かったが、こっちも早かったのは、
おっぱいを直接あげてないからかな、
とかいろいろと考えてしまった。

上の子たちはおっぱいしか飲まなかったので、
授乳しんどいなーと思ったりしていたが、
今となってはホント贅沢な悩みだ。

力を授かり、
普通におっぱいを飲んでくれること、
普通に手足があって動くこと、
普通に目が見えること、
普通に耳が聞こえること、
そのほか、たくさんの今までは普通で当然と思ってたことを、
力が一つ一つできたりできなかったりすることに一喜一憂しているこの3ヶ月。

今まで傲慢に過ごして、思い通りに何でもなると思ってきた自分に、
神さまがきっと気づかせてくれたんだろう。
普通が当たり前ではないということ。五体満足がどんなに貴重なことかということを。

一日一日、一つ一つを大切に過ごさねば、と思う2005年、年の瀬。