みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

人工呼吸器

今回集中治療が必要になった原因は、

血液中の二酸化炭素量が危険なレベルだったため。

急性呼吸不全の状態。

夜中に受診した際の力は、

通常40が120になっていた。

酸素飽和度が上がらなかったのは、

酸素不足ではなく、

二酸化炭素がどんどん溜まって、

酸素も摂り入れられなくなっていた、

ということ。

 

人工呼吸器による呼吸管理と、

肺炎治療も併せて行い、

集中治療室4日間で、

二酸化炭素は70程度には低下、

肺炎もある程度の改善、

覚醒したので病棟に移ることができた。

 

病棟にうつったら、本治療のスタート。

特にニ酸化炭素だ。

昨日午後から今朝まで、

経皮で簡易的にではあるが、

常時データ収集した。

 

日中は50切る数値を見て、

かなり改善したと思いきや、

入眠後ぐんぐん数値が上がり、

70超えた。

 

眠時が特に問題なのだ。

 

医師団から、

データ解析した結果、

自宅で夜間のみ人工呼吸器導入、

を提案された。

 

正直なところ、

今に加えて難しいケアが増えるのは、

できるだけ避けたいと思っていた。

でも、

モニターのバイタルサイン(酸素飽和度、心拍数)と、

力の顔色や状態だけみていても、

こんな危険な身体の変調が起こっているなんて、

全くわからなかったのだ。

提案に、納得した。

 

肺炎治療を進めつつ、

明日から人工呼吸器導入に向けて、

実際の機器を使って、

セッティングや、使い方、

問題になりそうな点を洗い出す作業を、

少しずつやることになった。

 

肺炎状態が改善し、

うまく機器を使いこなせるようになれば、

退院の目処が立つ。

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家に帰ろう。

安全に過ごそう!