みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

予定通り、予想通りで

朝から待機し午後遅めに予定通り手術室へ。

術式自体は1時間半程度、

と聞いていたが、

戻ってきたのは4時間後。

心配しながら待機していたが、

無事に終わり少しホッとしている。

f:id:chikarahaha:20230711210212j:image

 

朝少し早めに起きて、

手術前の浣腸もありすっきり排便。

その後、お腹が減っていたのだろう、

午前は少し怒りっぽかった。

全絶食だったが、

イライラ対策の薬だけ許可してもらった。

少しだけ落ち着き。

 

昨日の大雨から打って変わってあつあつな日。

夫が手術日の恒例トンカツ弁当を持ってきた。

感染症対策が続いており、

夫は病室待機許されずデイルームにて、

私は病室にて弁当食べ、

順番を待つ。

 

おおむね予定の時間に呼ばれて、

そこからは夫も一緒に手術室前室へ。

病棟担当医が付き添ってくれて、

担当麻酔科医、手術室担当看護師とともに、

眠り薬飲んでぼんやり状態で連れて行かれた。

 

付き添いや家族には、

専用待機室もあるが、

夫は病棟のデイルーム、

私は仮眠するため病室にて待機。

17時になっても呼ばれないので、

心配は募ったが、

18時半ごろようやく呼ばれて、

手術室に迎えに行く。

 

ちょうど主治医が出てきていたので、

そこでざっと手術概要を聞けた。

 

予定通りの術式であった、

そして、予想通り、

かなり癒着がひどく、

なかなか大変だった、と。

 

戻ってきた力は、

前日の説明通り、

両鼻から管が入っている。

一つは十二指腸までの栄養用、

もう一つは胃に入った排液用。

点滴も、

栄養用と、その他用の2本建。

導尿と、

傷口の排出用ドレーンがある。

管抜くのを防止するための両手ミトンもつけている。

これが自分だったらと、、

力の辛抱に頭が下がる。

 

浅い眠りと、時折薄い覚醒があり、

その際は案の定怒っているので注意が必要。

 

ここ数日、要観察だ。

私もしっかり集中しよう。

 

とにもかくにも、

病室へ戻って来てくれてありがとう。

どんどん治っていこう!