みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

雷雨かいくぐり入院

本日午後入院。予定通り。

 

当地、深夜帯に、

日常からかけ離れたレベルの大雷雨。

怖くてなかなか眠れなかった母をよそに、

力はぐっすり、朝スッキリ。

 

病院到着時は小雨で助かった。

エントリー診察時も、

入院受付も、そう混み合っておらず、

雨の影響かもと思われた。

とにもかくにも、

ようやくここに辿り着き、

無事に入院、入室できてホッとした。

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夫は今日と手術予定の明日休暇をとっており、

今日夕方、初めて主治医と会った。

主治医の手術説明は明瞭で、

夫もいくつか質問、納得した様子。

 

診察時と術前検査の際に、

主治医と話はしていたが、

やはり、慎重に進めるため、

今回は、

胃ろうの閉鎖のみを行うことになった。

 

そして、術後の状況によるが、

その閉鎖した傷が治った後に、

改めて新しい胃ろうを造設する計画。

手術入院2段構えとなる。

 

力のお腹は、

閉じて開けるスペースの余裕が無い。

何度も無理はせぬよう慎重に、

とお願いしており、

主治医もほかの医師たちと協議して、

念には念を入れて進めようと一致したそうだ。

第一段階の閉鎖だけでも、

心配な状況は大いに考えられる。

 

説明では、

一旦胃ろうを閉じてしまった後の栄養摂取は、

先々月の処置入院時に行った、

鼻から十二指腸までチューブを挿入し、

液体の経管栄養剤注入、

に加え、

確実に栄養を確保するために、

点滴からの栄養も併用する。

さらに、

もう一方の鼻から、

胃までのチューブを挿入して、

手術後の胃に負担がかからないよう、

エアなどの抜け道を確保する。

とのこと。

リスク回避策万全である。

 

しかし本人は、目が覚めた後、

おそらく不快な状態になってしまう。

少々辛抱してもらわねばならないが、

まさに、背に腹は変えられない、

と言い聞かせて、

気を紛らわせながら過ごせたら良いな、

と思っている。

 

力、ほとんどいつものペースで入眠している。

日付変わったらもう絶食なので、

最後に水分注入して、

今の頑張ってくれた胃ろう孔とはお別れだ。

いろいろあったが、

力の食事を司ってくれて、ありがとう。

新しく元気に生まれ変わってくれますように。