みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

七夕飾りで1学期終業

6月末までの予定を、

学校に行きたそうな様子を見て、

入院手術前ぎりぎり、

7月2日間だけだが元気に登校。

 

力にとっての1学期最終日の下校時、

立派な七夕飾りを持ち帰ってきた。

クラスメイトや、

何人もの先生方看護師さんたちに、

短冊を書いてもらっていた。

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応援激励のメッセージ、

一つ一つ、涙が出る。

 

力が小さい頃、

何ヶ月も入院していた時に、

これまた小さいお姉ちゃんたちが、

病院にある七夕飾り用に短冊を書いてくれた。

 

高3になった今、

家族だけではなく、

友だちや先生方からの、

こんなにたくさんの短冊。

 

家族以外に背を押してくれる方々のおかげで、

ぼく元気に帰ってくるよと、

改めて力をもらっただろう。

本当にありがたい。

いただいた思いに感謝。

 

さて、

胃ろうボタンの自己抜去トラブルを皮切りに、

毎日胃ろうからの漏れに悩まされて、

試行錯誤しながら、

5月からひやひや過ごしていたが、

ようやく、ここまでやってきた。

梅雨時期で体調不安定でもあるし、

予定満載で忙しかった。

それでも、ペース刻んで進めた。

力、成長したなあ。

日々のさまざまな積み重ねと、

やっぱり、昨年、TDR修学旅行が、

彼の自信になっているような気がしている。

 

ちょうど去年の今頃は、

感染症が再度流行している時期で、

旅行前2ヶ月でこの状況どうよ、

と、毎日悩んでいたことを思い出す。

行けたこと、今更ながら、良かった。

価値あるトライだった。

 

入院前の最後の訓練も元気に行けた。

胃ろう漏れ考慮して、

6月中旬からは歩行など、

腹圧がかかりそうな訓練は避けていた。

のんびりペースの最たるラストが、

リゾートちっくな音楽を聴きながら、

ハンモック。

ご満悦だった。良かったねー。

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週明け入院、翌日手術予定だ。

どんな術式になるか、

現時点ではっきりしないが、

まずは元気に戻ってきてくれることだけを、

願っている。

一緒にがんばろーー。