みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

現場実習に行く(4箇所目)

何度かの日程変更を経て、

今年度最後の現場実習に行けた。

12月になりそうだったが、

なんとか調整してもらい、行けたのにホッとしている。

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力は全く起きないまま実習先に到着。

参加前に医師の診察があり、

しっかり聞き取りしてもらった。

最後の方で少し目を開けたがぼんやり。

 

今回の実習先は外来訓練でも利用している施設で、

医療体制も整っている。

医療的ケアがある力にとって、

できれば卒後も利用したい場の一つ。

 

知っている施設だが、訓練フロアとは異なるからか、

目を覚ましてもなんとなく緊張気味。

 

午前午後共に活動があり、

午前がメイン。

秋を探しに行こう、というテーマで、

良いもの探しに別の大きなフロアへ。

秋の味覚が隠れているプールから、

釣り竿で釣るスタイル。

力は見事、(多分)最も人気の、

手作り梅干しを引き寄せた。

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終わると排泄など。

力、まだ本稼働でないからか、排泄全くなく昼食へ。

ペースト食を依頼していたが、

日程が二転三転したからか、

行き違いがあり、給食は食べられなかった。

念のため持参した半固形食で問題なく済ませた。

 

少しゆっくりして午後の活動。

午前より短めで、

その日は実習生さんが進行してくれた。

女子学生さんだったので、

力はいつもならテンション上がるのだが、

その日は低調のまま。

活動後、排泄トライでようやく小のみでた。

ホッとした。

出ないと本覚醒しない力。

 

帰りの会前に、実習先の担当の方々と面談。

受け入れの態勢についてお話聞いた。

人気の施設なので、なかなか難関だ。

 

面談終わり戻ると帰りの会は終わっており、

皆さんにお礼と挨拶をしてお別れ。

学校の担任の先生が終日付き添ってくれて感謝。

 

その後、外来訓練を予約していたので、

担任の先生とお別れして、

訓練フロアへ。

馴染みの訓練士さんを見てリラックスした様子。

終日、排泄も遅かったからか、

イライラしたり、もやっとした雰囲気だったので、

ここでまた、ホッとした。

 

短めの訓練にしてもらい、帰宅。

家に帰ると、力はやっと普通な感じ。

結局その日は排便ないまま(珍しいことだ)、

看護師さんにお風呂に入れてもらい、入眠。

 

なんだか神経使った一日だった。

来年度、再度実習希望を出すので、

仕切り直して親子共々絶好調で参加しましょう!

 

まずは、今年、力よく頑張ってくれた。

もう残りは1ヶ月強。

感染症予防しながら、

のんびりペースに戻そう。