みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

頼れる人がいるありがたさ

入院して4日目、初めて熱を出さず過ごせた。

朝方起きて吸引連続だったが熱はなく、

その後、排便の方は頻回だったが、

大変な状態には至らず。

 

昨日は早めに起きて朝寝して、昼寝して、

夕寝して、夜も寝たが、

今日は早起きして短い昼寝をして、入眠通常。

心配だった心拍数はかなり安定してきた。

肺の音はまだイマイチだったが、

朝と夕方ではかなり改善した。

 

何より、昼寝の後はごろごろ動き始めて、

目に活気が戻ってきた。

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ちょっと目を離すとこんな始末。

悪そうめ、いいぞいいぞ!

 

今日、うれしいことがあった。

SNSで、

力のクラスメートから応援動画が送られてきたのだ。

早く退院して一緒に授業受けよう!

という内容だった。

さすが高校生だ。

ありがとう、みんな!

 

昨日は週明けでバタバタしていたが、

2人の病棟担当医、

今日は頻回に肺の音を確認しに来てくれて、

お話しもできて良かった。

本来なら今日定期受診だったのだが、

胃ろう管理の外科医も、

褥瘡を担当してくれる形成外科医も、

様子見に来てくれた。

昨日お話しした管理栄養士さんも再来室。

早速資料持参で説明してくれたり、

動いてくれたりした。

なんかあったらいつでもよんでね、

と言ってくれる皆さん、ありがたい存在だ。

 

その中でも、

日替わり受け持ちの看護師さんだ。

ケアのコツを教えてくれたり、

愚痴を聞いてくれたり、

こそっとうまいこと動いてくれたり。

入院後、受け持ちさんは、

ぶっちゃけ話できる方が連続で当たり、

今回の入院に至る顛末をざっと話すと、

皆、思案顔でおおかた理解してくれた。

お話聞いてもらうだけでも、

ずいぶんこちらも気持ちが楽になる。

ケアも目も行き届いており、

そのおかげだろう、

力もうまく軌道に乗った気がする

入院はしたくないが、

このような皆さんに会って話せるのは、

代え難い時間。

入院前にアドバイスくれたみなさんも含め、

頼れる人のおかげで、

我々は成り立っている。ありがたいことだ。

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