みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

ただの風邪、されど風邪

一旦調子落としたかなと思いきや、

12月になっても概ね好調。

遅いながら毎日登校し、

週一の下校後の外来訓練直行もこなす。

コンプリート連発。

 

今週明け、下校後の夕方、

ちょうど酸素の業者さんが、

機械点検来訪タイミングで発作があった。

その日は朝早めだったし、疲れ出たかなと思っていたら、

深夜帯に寝ているのに心拍数が高く、

朝方から熱がで始めた。

 

手術後や感染症(胃腸炎)でしか熱を出さないので、

慎重に観察。

終日37度後半をうろうろ横ばい。

水分も食事も摂取でき、排泄も問題なし。

夕方の食事後、38度超えた。

訪問看護師さんに相談したり、

とりあえずかかりつけ病院に連絡した。

 

かかりつけはすでに夜勤帯になっており、

担当看護師さんが対応してくれたが、

明朝以降気になる状態ならかかりつけに相談するように、

と。

 

いつもでない熱が出ているので、

一旦来院と言われると思いきや。

 

たしかに水も食事も入っているし、

出るものも出ているし、

酸素あり、バイタルモニタリングも可能なので、

今の状態なら家でケアできはする。

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夜もよく眠ってくれていたが、

こちらは数時間おきにアラームで起きて吸引と検温と観察。

熱はやっぱり横ばいだったため、

朝一で再度相談すべく、

早朝入院準備をした。

 

朝は相変わらずなかなか電話つながらなかったが、

10時前にようやく。

外来看護師さんから、

「多分風邪なのでかかりつけに相談するように」

と主治医の回答として。

 

かかりつけ、は今電話している病院なのだが、、

すると、

少し前、

在宅医候補として紹介状書いてもらったクリニックに行くように、

とのことだった。

 

こどもの専門病院でなくても診察可能なら、

という判断なのだろう。

ここ最近ちらほら耳に入っていた、

成人年齢前後でのこどもの病院卒業、案件。

我が家にも、到来か。。

 

クリニックにはインフルエンザワクチン接種のため、

先月初めに初受診していた。

電話すると、隔離室で診察できる時間帯で予約してくれた。

 

診察は医師看護師共にフェイスガードと防護服で行ってくれて、

やっぱり風邪でしょう、とのこと。

尿路感染の疑いもあるかもと、

尿検査リクエストしたが、検体が取れず、

後から持ち込みOKにしてもらった。

(夕方持ち込み陰性だった)

 

診察から会計まで隔離室で完結。

さっと終わって助かった。

結果オーライだ。

風邪と診断がついて、やっぱりホッとした。

 

「かかりつけ」案件は、

これからの悩みごとになる。

今回は風邪で済んだが、

今後のことを、いろいろ考えさせられた。

 

できるだけ相談できる人を増やして、

本人に1番良い状態になるよう考えて考えて、

対応していくしかないのだろう。

 

やらねばならぬことは、

いつまでもたくさんだなあ。