みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

心房中核欠損症

入院時には心室に穴が二つあいている、と聞かされたが、
退院の少し前、心房の壁にも穴があいていると言われた。
全部で3つ穴があいてることになる。

また、一般の人は右肩あたりに一つしかない上大静脈が、
力は左肩にももう一本あるらしい。
その血管が心房の裏を通っているので、
心臓の血の流れを邪魔してしまう可能性があるとのこと。
悪くすれば、心不全になるらしい。

ただ、今の時点では穴も小さく危険も少ない。
定期的に観察しておくことが必要だそうだ。

心室中核欠損もこれも、二本ある大静脈も、
心奇形という、トリーチャーコリンズの症状の一つだ。