みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

保育園

上の子たちが通っている保育園は、多分一般的な保育園とはかなり違う。
仲良しの先輩から「きっと合うと思うよ。」と言われてひょいと入園したのだが、
いわゆる『預かってもらう』型の園ではない。
『参加型』それも親も。かなり頻繁に。

最初はうわあーなんじゃここ、とあまりのイメージの違いと親の活動のハードさに驚いてしまった。
人見知り激しい私たち夫婦はたじたじ。
でも、慣れてくると、やっぱり子ども含めた自分たちに合っていたようだ。

子どもたちだけでなく、親の関係もありがたい。
みんな仕事と育児を両立しているハードな毎日をこなす親たちなのに、
助け合い盛り上げようとしてくれる人がとても多いと思う。
みんな、タフで、さりげなくお節介で、やさしい。

世知辛い感が強くなっている最近、
きっと自分も事なかれで過ごすことが多くなっている。
力を出産して、特に、
この園の子どもたちや親たちの「さりげなくお節介」がありがたい。
自分も、力も、誰かのお節介をさりげなくできるようになれればなあ。

早く保育園に通えればいいね、力。