みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

染色体検査結果~出産27日目

なかなかミルク飲むのがうまくならないので、
念のため、嚥下の動作をつかさどる小脳と延髄を見てみるためにMRIをとることになった。
小脳や延髄に支障があると、一生自力で食べることができんのかな?
異常ありませんように。

入院時にお願いしていた染色体検査の結果が出てきたので、
主治医から別室で話をしてもらった。

結果はやはり染色体異常であるとのこと。
この異常がすなわちトリーチャーコリンズ症候群だ、とは断定できるものではないが、
そうではないかと推察できる、ということだった。

染色体の話は、昔々の学生時代に、
遺伝などの勉強で習った以来の話しだったが、
かなり興味深く聞かせてもらった。
力の異常染色体とされるものは、「?Y染色体」とされていて、
今回の検査では詳細は明らかにならないものであった。
また、30個のサンプル染色体のうち、12個が異常、残り18個は正常のため、
症状もマイルドなのでは?とも言われた。

力って新種かも?