みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

雨だって天災

月曜はさぼりだったが、火曜は当地台風休校になり
図らずも連休になってしまった。
力は大っぴらに休みということでか、いつもより少し早めに起きて、
機嫌良く終日過ごした。

心配した台風は当地には直撃せず、あっという間に晴れ間が見えてきた。
午後からは予定通り訪問訓練。

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看護学生さんが同行で見学に来ていた。
二人。とても若くてかわいらしい方々で、
きっとうちのぼうず、
張り切るだろうと思っていたが、案の定。
立位訓練もしっかり頭をあげて頑張れていた。

約15分ほどは立っていられる立位練習が、
力にとって訓練ぽくなくなる、
何かおもしろいしかけをみつけなければ、
と先生と話していた。
タブレットも少しは遊ぶが偏ってる。
おもちゃはほぼバツ。







訓練後も機嫌良好。早めに眠れて翌日はハードスケジュール予定の水曜だ。

水曜はもともと整形受診と外来訓練を予定しており、それがメインだったが、
元気に起きたら登校して、早帰りして受診と訓練に直行することにしていた。
力は期待通り早めに起床し元気。
今日こそ登校して連休の埋め合わせをしなきゃ。

とても暑い日でしかも天候不安定。
終日重たい感覚が否めない日だったが、力は頑張って全ての予定をクリア。
整形受診では装具の靴の型取りができて、ようやく新しい靴のめどが立ってきた。

訓練は外来訓練の担当の先生のほぼ初めての回。
疲れてもいたのでショートバージョンだったが、
今年から担当してくださる先生は超ベテランでもともと知ってる先生なので安心。

帰宅後早々に就寝。
その日の夜は、当地ものすごい雷雨だったが、
とてもひどい被害を当県と隣県にもたらし、
夜のニュースはそればかりだった。

見知った地の被害状況は目を覆うばかり。
お年寄りが多いエリアは、避難もままならないだろう。
こんな被害を目の当たりにすると、もし我が家がこの状況なら、
と毎度考えさせられ、冷や汗が出る。
迅速な避難は、我が家にとっても現実的にはなかなか難しい。

翌朝もまだ天候不安定。
当地はもともと被害があったわけではないが、
力の学校は、被害が多いエリアに我が家よりは近接する。
朝、早めに起きた力は、二度寝に入っていたこともあり、
きっと大丈夫だろうと思いつつ登校準備をしていたが、
念のため、休むことにした。
大渋滞とか浸水とか、考えるだけで恐ろしい。

力は昼前までぐっすり寝ており、結果的にはよい休養になった。
昨日はハードだったから。

起きたら機嫌よくにこにこ。
静かな一日を過ごせた。

明日はまだ天候不安定の予報。
登校できれば良いが、雨でもこんなに降れば大災害になる。

力を授かっておばけとかホラーとか怪奇現象が全く怖くなくなったかわりに、
天災と事故、避けられない事象に、恐怖を抱き今に至る。

今回の大雨の被害ができるだけ少なくて済みますよう。