息子のけいれん発作対処生活がそろそろ3カ月。
娘二人は、えー、とか言いながらも、
早め消灯やテレビ視聴制限をほぼ受け入れ、大方協力体制。
発作状態の弟を目の前で何度も見ているから、ならでは。
我が家ではここ最近の日常的なことでも、一般家庭からすれば特殊だとも言える。
特に、
ちょうどよかったと言っては語弊があるが、
受験生の娘2には、
早めの消灯はなかなかの効果があった。
受験年のために、
今年度から娘1と別部屋にしたというのに、
居間で勉強したがるタイプなのだ。
寒い季節に入ったらほぼ自分の机では勉強していない。
まあ、もういろいろと言うまい。
薄暗い居間で、デスクライトを頼りに、
最後まで走り切ってくれることを願うのみ。
電車通学の娘1と夕食を一緒にとっていてこんな話を。
「今日さあ、駅のロータリーで待ちの車をふとみたら、
窓のそばで、小さい子どもの手みたいなのが、
ちーくんのけいれんの時よりもひどく、ぶるぶる震えよったのが見えてね~。
え、これヤバいやん、これけいれんやん、ひどいやん、て、
他人事ながらめちゃくちゃ心配して見よったと。
隣におる運転席の人も、慌ててるように見えたし、
つい凝視してしまったら、
助手席にのせられてる肌色の犬の尻尾やったっちゃん!ああ、びっくりしたああ。
犬がしっぽぶんぶん振りよったと。
あーよかったーと思ったら、笑ってしまった。
ケラケラと笑って笑い話にする娘2。
こちらも笑って聞いて、いやあ、うちならではの感覚やね、
と、また二人で笑った。
娘1の話はなかなかシュールとも言えるが、
どちらも、ここ最近の我が家の日常。