みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

うまい飯・いい風呂・UNO三昧:熊本・植木温泉

既に、いくつか書いていない「こんな所」があるのだが、新しい記憶から更新。

わが家の子どもたち、現在、小中高と、3段階の学校にそれぞれ在籍している上、
NもRも、様々多忙で、家族のスケジュールがぴたりあうことがほとんどなくなった。
娘たちが元気で忙しくスケジュールを埋められること自体は、とてもありがたいことなのだが、
だんだん、こんな風に、離れていってしまうのだろうなと、ぼちぼちしんみり気分の足音が遠くから。

ということで、今まで絶対に避けていた連休中の旅行を、とうとう今年、敢行した。
直前までどうなるかわからなかったため、宿のブッキングのタイミングを計りながらだったが、
春休みに行こうとして行けてなかった、私が以前仕事でお世話になっていた宿が、
意外にも空いていたので予約して、行く気満々だったのに、
web管理のミスで、ダブルブック。女将さんから詫びの連絡が来てあえなくキャンセル。
(知己の私でよかったよ、全く)

連休真っただ中、空いているところあるのか?とあきらめの境地だったが、
ふと思い立って、以前行ったことがある宿をチェックしたら一部屋だけ空。予約。

こちら、以前宿泊した際は、露天風呂付きの部屋、ということで泊まった宿。
親戚のおじいちゃんおばあちゃんのおうちみたいな、民家のような旅館だったが、
わんさか食べきれないほどの食事が出てきておいしく、露天風呂は大変気持ちよく、
しかも、めちゃくちゃリーズナブルだったし、帰りにはお野菜のお土産までいただいて、
期待以上の、穴場な宿だった。
が、部屋がわが家にとっては狭く、子どもたちが大きくなったら難しいかなと考えていた。

今回の予約したのは露天風呂がない部屋だったが、
問い合わせると、二間続きの部屋を使わせてもらえることになったので決定。

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行くと、二階の部屋は昔の和室で広々。側転でもしたくなるほど。
川の眺めもほのぼので、
娘たちは、近くの牛舎の香りと夜の虫にうきーと言ってはいたがすぐ慣れた。
これはこれでいいじゃないかよ。

部屋に風呂はないが、大浴場に女性陣でのびのび入れたし、
後から聞くと、以前はなかった家族風呂(しかも露天)ができており、
空いてれば自由に入れたので、力ものんびり風呂に入れてやれた。問題無し~。





食事は、以前よりも少しボリュームダウンしたかなと思ったが、
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とてもおいしく満足だった。
特に御飯のおいしさときたら!
お腹一杯なのにまだ食べることができた。
ピカピカのおいしいお米がある宿は、ハズレなし。

この地域の特産であるスイカが最後のデザート。
イカは連休頃が最旬だということを、以前ここにきて知った。
本当においしい。
(私以外はあんまりスイカを食べないためお土産は断念)

そして、最後の最後に、この宿の女将さんご自慢のおはぎが出る。これがまた絶品である。
(なんかの品評会?に出してるらしい。)
小豆のおはぎと、白こし餡のおはぎの組み合わせ。(写真無し)

基本的には宿の周りには川以外何もないところなので、川沿いを散歩でもしようか、
なんて話していたが、
皆だらだらーと過ごし、
案の定、フロ・メシ、のみの旅となった。
もとい、
フロ・メシ・ウノだった。

今なんでUNO?
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今だからUNOだ。
中高生なら、手加減せずに対戦できる。
点数つけてやったが、娘が優勝した。なんかめちゃ盛り上がって楽しかった。

朝ごはんもお部屋に持ってきてくれてのんびりできた。
朝風呂も入れて贅沢な休日だった。
帰りにやっぱり、箱いっぱいのミニトマトをお土産にくれた。

ラグジュアリーでも、スマートでもない。
好みはわかれるだろうが、
私的には、ここに書きたくない、人に教えたくない宿だ。
なので、旅館名は匿名とさせていただきます。