みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

底打ち

昨夜は風呂も入れず、眠っていたのはいいが、日付が変わるまでは何度か頭汗をかいており、
嫌やなあと、観察継続していた。
久しぶりに居間で、微灯をつけて添い寝した。日付変わった後は多分、
頭汗もかかずにぐっすり熟睡していたと思われる。

夫はいつも夜中に帰宅してくるのだが、
一昨日の夜、
力はどうだ?大丈夫か?これまずいのでは?○×薬を飲ませた方がいいのでは、などなど、
帰宅するなり立て続けに自分の不安を私にぶつけてきていた(毎度ですけど)。
ずっと見ている私にしたら、そんなこと、言われんでもわかっとーし、とイライラしてくるのだ。
黙れ、と一喝した。それからはどんより心配そうな目で力を見るだけになったが、これもうざい感じではある。


おねえたちもさすがに心配しており、朝登校前に、力、入院とかしたらいかんよ、と声かけて出て行っていた。
今日は、隣県では、50年に一度の大雨の被害に見舞われるほどの悪天。
当地、このごろ、大雨の雲があまりかからず、
隣県にたくさん降っても、こちらはほとんど降らない状態が続いていた。
今日は、窓の外が真っ白になるほど、大ぶりだった。今回の梅雨前線の強力さ。

力のお友達の葬儀に参加したかったので、力の持ち上がりに期待していたが、
一昨日くらいからもう、回復が難しそうだった。
昨夜、夫に、仕事抜けだしてもらって通夜に参列してもらった。
今日はまた登校もできず、今日の葬儀は、残念ながら、参列できなかった。まあ、こればかりはしょうがない。

梅雨前線が昼過ぎに通り過ぎていき、もろもろ警報が解除されてきたあたりから、
力はだんだん上り調子になってきた。
午前中にゆるめのうんちをしたが、その後は出ず、食事はまだ75%位にとどめているが、
吐きもせずに、水分含めて、しっかり注入できている。

夕方は、ひゃあひゃあ!という声も出て、いつもよりは範囲は狭いが、ごろごろ動いていた。よかったー。

風呂に入れたらうれしそう。
その後注入して、眠そうにしていたが、寝かせると少々ねばって、それからスイッチ切れた。
大の字になって寝てる。調子が良くなってきたサインだ。よかったーー。


既に、明日の登校は見合わせますと連絡している。
一日、家で普通に過ごせればいいけどな。
それにしても、今回はホントに強力な梅雨前線だった。。。。