みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

Aちゃん!

療育施設で同じ年次、クラスだったAちゃんは、
ある日の深夜、呼吸不全で搬送され、そのまま入院生活を送っている。
もう、あれから5年以上経つ。
 
搬送された時から、眠ったまま。自力で呼吸や食事、排泄などはできない。
 
病棟が個室なので、なかなか近くで会うことが叶わないが、
かかりつけ病院が同じなので、定期受診時には立ち寄ったり、ママと待合室でお話ししたりはしていた。
が、特に就学後は、こちらがばたばたして、なかなか寄れずに今に至っている。全く不義理なことだ。
 
ママはAちゃんが入院した時からこの数年間、全付き添いしている。
たまに帰宅したり、パパさんと週末だけ交代してもいるらしいが、日常生活ほとんどが病院だ。
心身ともに、私たちが想像できないほど大変なことだと思う。
でも、ママと会って話したり、メールやりとりすると、必ずいつも力や私たちを気遣ってくれる。
誰でも、こうはならないと、思う。
 
ご家族の献身に、Aちゃんがこたえ、Aちゃんの頑張りに、ご家族は力をもらっているのだろう。
 
周りのドライな雑音も聞こえるだろう。
外様は関係ない。
大きな社会から見れば小さな小さな単位かもしれないが、
Aちゃんを囲むたくさんの皆さんの協力と思いを得て、
小さなAちゃんががんばっていることは尊重されるべきことだ。
 
 
先日8回目の誕生日を迎えたAちゃん。お祝いをしたい。
 
なかなか行けないけど、いつも応援してるよ!Aちゃん。