お盆に、久しぶりに、大学のテニスサークルの同期と飲んだ。
当地在住で都合付いた人だけなので少人数だが、久しぶりを全く感じさせないみんな。
力を授かる前に、楽しい時を過ごした友人たちというのは、
今となってはとても貴重な宝物のような存在だ。
特に、大学の学生時代というのは、
掛け値なしに、自由で自己中に傲慢に貪欲にやりたいことをほぼ好き勝手にやれた、
後にも先にもきっとないであろう、まさに貴重な時間。
その時間の中、かなりの割合を一緒に過ごしたサークルの同期の友人たちは、
今では、社会人として、管理職になったり、海外で活躍したり、専門職として重宝がられたり。
家庭ではだんだん子育てが一段落しているころ。
居住地は海外含めて散り散りになったが、近隣の小さなグループで集まったり、出張にかこつけて会ったり、
年に一回、同期合宿と称した企画が、今でも続いているくらい疎遠にならずにいる、
サークル内でも希有な年次と言われる我らが同期。
ここ数年は少し期間が空いたが、今年は当地で集まることになっている。
力を授かり、私は、同期合宿に全然参加できなくなった。
が、今年は当地。夫も協力してくれるとのことで、久々参加予定。単純にとてもとても楽しみだ。
今回の飲み会でもそうだったが、
久しぶりに電話で話したり、会ったりすると、必ず、
全然変わってなくて安心した、なんて言ってくれる。
私のことを、少し遠くで見守りつつ心配してくれてるんだろうなあ、とありがたい。
自分は全然変わってないつもり。変わりようもないし。
が、本当は、いろんなことが以前とはすっかり様変わってしまっているのが、事実。
飲み会から帰宅して振り返って考えればやっぱり、自分の今いる環境の特殊さを思い知らされ、
変わってない、同じだよ、なんて、言えないよな、と少し寂しい気がした。
それでも、今は今で、楽しく、ありがたき日々。
きらきらな大学時代だが、戻りたいとは思わない。
あの頃があったから、今やれてるんだろうと、よく思う。
何にせよ、変わらぬ友人たちに、感謝感謝。