みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

脱水症一歩手前?

本日定期受診。
朝から少し雲が出ていてありがたかったが、
いつも通院時には利用する都市高速に入ったとたん渋滞。
力体調不良時、高速での渋滞は、わきに一旦停止ができず吸引などが不可能。
一人運転だとリスクが大きい。
先で流れていきそうな気もしたが、ここは安全策、と、すぐに都市高から降りて一般道にて病院へ。
途中やや混んでいたが、イライラはせずに到着した。
一足先にばあちゃんが来ており、
「あ、ちから、やっぱり悪いやん。顔色が全然違うやん。」
と開口一番。
 
車はばあちゃんにまかせ、力はすぐに院内へ。
 
夏休み前をねらってこの日に予約したのに、なんだか人が多い。
聞くと、昨日の混雑など、半端でないほどだったらしい。それよりずいぶんましだと言われた。
少し待っていたが、やっぱり力はしんどそうだ。
早く主治医にみてもらわねば。
 
最初に外科。
肉芽から少し血がにじんだ日が数日あったので報告すると、まだ処置するほどではないだろうということで、
そのまま観察。
 
次に神経科
こちらはけいれん発作なく、週末に寝ないことが何度かあり、数日睡眠導入水薬を投与したことを報告。
こちらも、そのまま観察、となった。
 
イメージ 1最後に主治医に呼ばれた。
ささっと診察後、すぐに採血、検尿の検査と、
まずは点滴をしてもらうことになった。
 
1時間で200mlの点滴一本入れた後に、おしっこ多量。さすが点滴効果。
肌も潤いいい感じになってきた。
足先など末端が冷たくなっていたのが、戻ってきた。
 
おしっこが出たので検査してもらい、採血結果と共に、再度主治医と。
 
結果、データは全く問題なし。
どの数値もほぼ正常値。よかったー、異常があったらどうしようかと思っていた。
主治医曰く、熱中症とか脱水症の前段階なのかも、とのこと。
 
 
 
力は、2本目の点滴中だった。
主治医から、もう1本やってく?と尋ねられたが、
既に4時間ほど病院滞在していたので、うちでゴロゴロしたほうがよさそうだったし、
夕方の注入時間も迫っていたので、2本で終了してもらって帰宅。
その後もおしっこたくさん出た。よかった。
 
力のように、体力に余裕がない人たちは、汗をかくなど、明らかな水分放出がなくても、
じわじわと水分がなくなり、脱水症状になることは珍しくないらしい。
ということで、いつもの2割増しくらいの水分補給をすること、とのアドバイスをうけた。
 
帰宅後はさすがに疲れたようで、すぐに眠ってしまい、夜まで。
またまた心配していたが、風呂時に起きたら元気。ごきげん。活発。
注入後にうんちをもりもりして、消灯後すぐに就寝。
 
 
明日は終業式だが、休み。
1学期最終週、残念ながら1日しか登校できなかったが、しゃあない。体調一番。
火曜の時点で、早期に担任の先生が、しっこ出てない、と、脱水兆候をみつけてくださったので、
大事にならずに済んだのだと思う。よかったよかった。
 
今年度、通学クラスが二人だけと、少ない人数でスタートだったので、どうなることやらと思っていたが、
とても楽しく充実した毎日を過ごせたと思う。力の学校大好きモードはますますアップ。
暑さが落ち着く2学期は、もっともっと安定してたくさん登校できるだろう。
 
1学期頑張りました!皆さん、ありがとうございました!
夏休みのんびり楽しく過ごしましょう~