みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

20年ぶりの学友と

連休に入る前に、同じ大学の学科と、サークルで一緒だった友人から、
個人的には10年以上ぶりかという位のご無沙汰でメールがきた。
連休中に、大学の学科の同窓会があるらしい。
 
大学時代は、いわゆる、ふまじめ学生だったので、学校にはあまり行ってない。
最低限の出席で、卒業した不届きものだが、
私が入学した当時は、
学部(結構大所帯300人弱)に入り、学科に振り分けられ、最終的に研究室に所属する。
研究室までくると数人レベルなので、まあほぼメンバーは覚えているが、
学科となると、不登校な私、あまり記憶が無いような気がしていた。
学部と学科と研究室と、すっかりごっちゃになってるし。
 
幹事さんが実家にお便りを出してくれたらしいが、とっくの昔に実家はひきはらって、
父母も転居して全然別のところに住んでいる。当然ながら不達で戻ってきたらしい。
ということで、サークルで一緒だった友人が、連絡つけてくれた。
 
個人的に同窓会ってのは、とても苦手で、できるだけ出席遠慮している。
だが、この数日、力が元気そうだし、夫も連休で休んでいて、
せっかくなら行ってきたら?と、殊勝なことを言っていたので、
力の風呂入れと、家族の夕食をすませて、ちょこっとだけ、顔を出すことにした。
 
数人の集まりではあったが、20年ぶり、しかも、相応に年取ってる。一瞬顔がわからなかった。
やっぱ20年ぶりだなあと思う半面、違和感なく一気に20年さかのぼった。
そういえば、大学時代、学科の面々と一番たくさんの時間を過ごしている。
講義も、実験も、解剖も。
 
近況が書いてある出欠はがきをみせてもらったが、おもしろいことに、各人の字をよく覚えているのだ。
なつかしいなあ。
 
少しの時間だったが、とても楽しく過ごせた。
夜、飲み事に出かけたのは、数年ぶりだ。夜の街もものすごくひさしぶり。
 
声掛けてもらっても、なかなか条件整わないことが多かった。
また、気持ちも、出ていこう、という方向にならなかったが、
こうして、うまくはまった今回の同窓会、行けて良かった。
機会と、ご縁に感謝感謝。