年末がんがん立ち回り、正月は作り食いっぱなし。
明けると必ず身体の重さが増加し、体調を一度は大きく崩す。ここ数年の私の風物詩となりつつある。
今年は、明けてすぐに体調崩し、治ったとたんに力が入院した。
入院生活というのも年末年始に次いで、
レンジご飯や炭水化物過多の生活になるため、必ず増と崩だ。悪い条件がダブルだ。これはまずい。
入院した病棟は、うちは、いわば常連だ。
師長さんはじめ、看護師さんは、新人さん以外はほぼ顔なじみ。
その看護師さんの中の一人で、以前入院した時からすると、めちゃくちゃ痩せていた方がいた。
「めっちゃお痩せになったじゃないですか?ダイエットしたんですか?」
「そうなんですよー、実はこれなんです。」
走るポーズをしてみせてくれた。
ここ数年、ランニングも女性のファッションだ。
それにしても、ぐっとスリムになって素敵になった看護師さんをみて、これは走らねば!と思い立った。
ここ数年の力のケアのための軟禁、引きこもりがちな生活は、身体に絶対にいいことはない。
私が無理してもどうにかぶっ倒れないのは、学生時代に鍛錬した分を少しずつ取り崩してきたからだ。
でも、もう、貯蓄分も残り少ないはず。
ケアをしながら、お金をかけずに体力保持し、少しは引き締めるための様々をやってみたが、
今まで最も効果があったのは、「ラジオ体操」だった。
これは、夜中でも一人でもできて、全くお金もかからないので、理想的ではあるのだが、
いかんせん、ファッショナブルでは決してない。
だから、結構、意思力もいる。一旦やめると、またやろう、とするのには、魅力が大幅に不足。
といっても、やっぱりスポーツジムなんかには、もう行きたくない。
居る人みんな、自分と次元の違う人たちのように感じて居心地が悪すぎる。
そんな時に、ランニング、の話だ。
退院してすぐに、スポーツ用品量販店にシューズをみにいった。
店員さんに聞くと、今は、靴も、機能よりもデザイン重視です、とのこと。
そうか、やっぱり、ファッションなんだ。
でもね、そうわかっていても、元陸上部の私は心動かしません。
昔から定番だと言われる、a社の靴を早速通販で購入した。
そして、ウエアも買った。
走るためのグッズもそろえた。
(靴以外はほとんどリーズナブル商品にて。)
のが、2月頭。厳寒の時期だ。
寒いから、なんて言ってたら、きっと走らずに、靴もウエアも無駄な投資で終わってしまう。
力の体調がよく、通園施設にて元気に過ごしてくれている時などを見計らって、走ってみた。
初日、激寒(外気0度)のなか、3キロ走った(1/3はほぼ歩)。
翌日、身体ガタガタの中、のろのろ5キロ走った。
3日目あたりから、やや、こなれ感がでてきて、少々楽に。
もっと連続して走ればいいのだろうが、ここは、力の都合次第。
なかなか連続して続けられなかったが、時間を見つけて1キロとか2キロでも走ることにして、3月まで。
いつも体調悪い時にだぶつく2キロ分は、もう増えることがなくなり、
ずいぶんご無沙汰している体重計の目盛に到達しつつある。
ただ痩せただけでない。身体は軽いし動く。体重減以上の効果なのだ。
3月になってもろもろ多忙になり、走る時間さえも取れなくなったが、
やっぱり、走ること、は、体力保持、体力増強に最も効果的だということが、よくわかった。
実は中高大学と、体育会系だ。ランニングは、身体を作る「いろは」の「い」。しょっちゅう走っていた。
走るのが好きで得意だったので、運動会や体育祭が大好きだった。
今は、そのころに比べれば、速さも体力も、比べ物にならないほどだが、
足も身体も、まだちょこっとだけは、そんな記憶を覚えている、ような気がしている。
No Run, No Life
とまでは、全く到達していないが、いつか子どもたちとでも、ホノルル走れたら楽しいだろうな~
これから日焼けは気になるが、
皆さんもいかがでしょう。のんびりランニング。