みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

術後初通園

保育士の先生とは水曜日から、と話していたが、
週明けも元気モリモリで、家にいると手持無沙汰ぽいので、
一日早めて、今日から園に行くことにした。とりあえず、午前だけ。
 
いきなり、行きの道中で踏切渋滞にはまり、力は久々の車内のまぶしさと暑さにへたっている感じだったが、
到着すると、なんのこともなくいつもの感じ。
 
しかし、お気に入りの担任の先生(若い女性)が出張中でいなかったのを、
部屋をぐるっと見まわした時点で気付き、そこからやや、テンションが落ちた。全く男ってやつは。
 
それでも、久しぶりの園、楽しそうにしていた。
 
イメージ 1本日のメニューは園庭でのプール遊び。
 
新しい園では、何もかもが新しいし、園庭も広々。
新しい大きなプールが、テント付きで設置されていた。
既に、先に入水の子どもたちは、きゃあきゃあ楽しんでる。
 
力たち肢体不自由児年長さんたちは今日は皆、
やや体力不足のため入水せずに水遊びとなる。
バギーでプールサイドに並んで、
先生に足や手に水をかけてもらった。
 
力は最初、目を白黒していたが、
すぐに水が気持ちいいのがわかったらしく、楽しそう。
みんなが楽しそうなのも、嬉しかったようだ。
 
それにしても、暑かった。日陰でも。
5分ほどで部屋に戻り、だらだらと休憩。
力のクラスは野郎3名だが、皆皆、
家族連れの海水浴に無理やりやってきたお父さんのように、
だれ~、と丸太のように寝転がっていた。全く男ってやつは。
 
週明けから、食事一回分を寒天注入を再開して、とりあえず問題なし。
ということで、今日も、通園時に寒天の食事をして、昼過ぎに早帰りした。
 
術前は、体調が不安定で、通園した後など外出後の疲労で、呼吸不全系の痙攣を数度起こしていたので、
今日は大丈夫かと観察していたが、
全くそんな気配もなく、訪問看護師さんが帰宅した後に夕方少し寝て、その後はまた絶好調である。
 
手術から2週間、退院してから10日であるが、本当に手術したのか忘れる位、
膵炎入院前の、連休前の絶好調状態、いやそれ以上ではないかというほどだ。
 
胆石がそんなに悪さをしていたのか?
 
確かに1年半前、Tチューブ交換のための、気道内肉芽除去の手術では、
術後と入院は大変だったが、落ち着くと、今までがうそのように、格段に身体の状態が良くなった。
「何か悪いもの」を身体から取り除くことによって、すっかりすっきりするのかもしれない。
 
そうそう、寒天注入すると、排泄の状態が大変よくなる。
多分寒天で、おなかすっきり掃除されるのではなかろうか。こちらもすっきりだ。
来月までに、寒天注入をもう一回くらい増やそうと予定中。
 
私も寒天食べようかな~。2度の入院生活で、妙に変に太ってしまったもんな。。。