金曜に入院。朝から術前検査を一通りして、病棟に上がることになっている。
病院に向かう時間に既にかなり気温が上がっていたので、背中用のアイスノンを持参したが、
車内で役目終了してしまったほど。
すぐに採血して、身体測定、レントゲンをややハードに撮影し、診察待ち。その間に寝てしまった。
昼過ぎに病棟に上がったが、久しぶりに大部屋の窓際ベッド。
ここは、めっちゃ眺望がいいのだが、窓近くで大変暑かった。
麻酔科と外科から術前説明があるので待機していたら、耳鼻科外来に呼ばれた。
力のTチューブでは気道内を声帯から気管支にかけて上下に開放しているため、麻酔を伴う手術はできない。
(口から抜けてしまうから)
一旦抜去して、通常のカニューレを挿入し、術後にまたTチューブを入れることになった。
既に耳鼻科は大学病院で受診しているので、この病院の耳鼻科は久しく受診していないが、
気管切開の手術をしてくれた医師が、このTチューブ関連、気道系を受け持ってくれることになった。
手術にも立ち会ってくれるとのことで安心した。
久々にあう医師は、力が大きくなったことをとても喜んでくれてうれしかった。
その後、休暇をいただいていた夫が病院に到着し、外科医の話を聞くことができた。
この度の力の手術は、胆のう切除、となる。
ただ、今までの開腹履歴多のため、臓器同士の癒着が大いに考えられるし、
また、いつも、開けてびっくり、の力である。
胆石が悪さをしているかも、ということで、手術を行うのだが、
複数ある胆石の場所によって、また、力の臓器の状態によって、
手術難度も、術後の回復期間も変わってくるらしい。
どちらにせよ、開腹しなければわからないそうだ。
癒着はある可能性大なので、少なくとも3,4時間はかかるらしい。
最もいい状況で、最低限の術式で終了できることを願うばかりである。
その後、麻酔科の話があった。
こちらの病院の麻酔科の医師は精鋭ぞろいだとのことで、説明も納得だし、いつもとても安心できる。
続いて、手術室看護師からも説明があり、手術の概要を聞いた。
医師の都合で、外科医との約束時間が早まったので急きょ夫には1便早めに帰ってきてもらい、
予定していた時間からは随分早く終了したので、おねえたちとも一緒に夕食がとれる時間帯でよかった。
力を連れて帰宅。術前に外泊するのは初めてだ。
一日検査と、術前説明連続で、私はすっかり疲れてしまったが、力は、なかなかいい感じで過ごし、早寝した。
夜中騒いでいたが、土曜も元気にのんびり。あたりをごろごろ移動して活発である。
夜中遊んだのが影響したか、寝入りばなにちょこっと痙攣ぎみだったらしいが、30秒くらいで回復。
やっぱ、夜寝らんといかんぞ。
明日は午前中おねえたちのピアノレッスン、その後に家族全員で病院に力を連れていくことになっている。
お天気は心配だが、台風は逸れてくれたようでよかった。
風呂に入れたが、
そういえば、もう、力のこの腹とはお別れだ。次にお風呂に入れる時は、傷跡が増えることになる。
既にたくさん傷がある力の腹。
ごめんね、、がんばったねえ。また頑張らせてごめんねえ。。。
写真と撮っていると、何度カメラを向けても、同じポーズで写ってた。何隠してんだ?笑ってしまった。
力は本当は、何もかもわかっているのではないだろうかと思う一コマ。
あー、でも、家っていいなあ。また長めになるかもな入院だと思うと、なかなかテンションあがらないが、
頑張る力に負けられない!
頑張ってまいります!
もう~~
ホントは恥ずかしいんだから~~。
いやだあ、もうだめ!