みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

退院後初登園

週末が今一つ不安定だったため、週明けに、退院後の初登園を火曜にしていたが、
天気予報も雨だったこともあって、延期することにしていた。
 
でも、今朝、絶好調で起きた。
昨夜も早寝だったが、夜中にちょっと目を覚まして少し遊んでいたので、どうかなとは思ったが、
これは、もしかすると、行く気になっているのかもしれない。
 
「ちょこっとだけ園に行こうか?」
 
と尋ねると、えへへへ、と笑ってごろごろ動き出したので、午前中だけ顔出しすることにした。
 
園について、駐車場から部屋に向かおうとすると、なんかうれしそう。
クラスに入ると、お友だちと先生たちが笑顔で迎えてくれた。
力もすぐに、笑顔。
 
いつものように、乾布摩擦して、お名前呼びして、本日のメニューは寒天遊び。
感覚遊びは、力はイマイチ苦手な分野なので心配した。
特に、スライムとかヌルヌル系が嫌い。
 
席に座って準備してもらった。つめたーい寒天。
 
どうかなーと手を持って、寒天に触らせるとびくうううっとした。
冷たかった??
 
でも、しばらくすると、慣れた模様。スライムはなかなか慣れなかったが、寒天ならいいのか?
感触は似ているが、スライムと寒天では似て非なるところもあるな確かに。
結構余裕の表情である。
 
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午前の注入時間にかかったので、そのまま注入して帰宅することにした。
今日のところは、横になったまま、注入したら、途中でうたたね。
先生たちとお話ししていたら、力、ふいに、薄目を開けて、あの、呼吸止め。意識飛んでる。げげげ。
 
顔をつついたり、身体を揺らしたりして、しばらく意識半分だったが、顔色すぐれず。
少したってから、ちゃんと呼吸はじめて、ん?何があった?という顔をした。
 
退院後であることに加えて、昨日の睡眠時間が少ない、久々の保育活動、と、条件はそろっている。
久しぶりの、痙攣ぎみなエピソードは、言ってみれば想定内のことだと言える。
ちょうど、リハビリの先生と、担任の先生がそばにいたので、
状況はみてもらったことは、良かった。
 
帰宅後も、お疲れ気味だった。のんびり静かにしていた。
訪問看護師さんにお願いしている時間帯に、吸入中に、また頭に汗をかいていたらしい。
 
やっぱり、短時間であっても車で移動する通園自体で疲労したのだろう。
今日は夜まで観察しておかねばならんな。
 
それにしても、終日、機嫌はよかった。機嫌いいので、ありがたいことだと思う。
 
明日は、胆のうと送胆管付近の造影だ。眠って検査になる。しっかり眠って、さくっと起きて元気に帰ろう!