朝一の採血と造影CT検査により、膵炎の診断で治療続行となった。
そしてさらによくない事として、膵炎の影響で血液の病気のDICも併発しているという。
ダブルできているので、はっきりと、重症と言われた。
膵炎自体、とても厄介な病気だが、膵炎だけみれば、まだ軽度らしい。
DICは血液が血管内の一部で凝固し、そこに血小板が集中することによって、血液全体が固まりにくくなる、というもの。
午前からその治療も始まり、膵炎治療も続行なので、もう一つ点滴が増えた。
膵炎の原因として考えられるのは、まずは、胆石だ。また、もともとの力の内臓奇形によるものかもしれない。抗ケイレン剤も、考えられるらしい。何かの感染も有り得る。
つまり現時点では不明、対処療法でやっていくしかない。
消化酵素を作る膵炎は、炎症を起こすと、どんどん酵素を作って、自分自身を溶かし始める。だから、まずは絶食して、消化酵素を出させないようにすることが一番。
常備薬だけは注入していたが、それも全て中止になった。つまり、切らしたくない抗ケイレン剤もだ。
でも今は膵炎を治すことが最重要。ケイレンがきたときは、座薬で対処となった。
対応早かったのもあり、まだ軽度ではあるが、しっこが出てない。昨夕のエコー検査時に結構出たが、入れてる点滴量からすると、まだまだだ。
とうとう導尿バルーンを入れられた。うお~痛そう…
昼前に、ナースステーションの真横の部屋に移動した。要観察度アップてこと。
午後から微熱が出て呼吸状態もやや不調。活気もまだ無いが、昨日縮こまって丸まって寝ていたのに、今日は上向いて大の字で眠れるようになった。
夕方には尿も出始めたが、ややムクミも出てもきた。
力は水分バランス調整が非常に難易度高いのだ。
夜になって、念のため、再度採血。やや改善傾向が見られたので、ちょっとだけホッとはした。
しかし、重症である状況からはまだ脱したわけではなし。
明日もまた採血、レントゲンがある。
力は夜からいい感じで眠れてる感じだが、酸素は低め。酸素投与適宜、となった。
少なくとも一月はかかるだろう。長丁場は覚悟せねばならん。
お手伝いしてくれるじいちゃんばあちゃんと、うちの家族での、大幅な戦略見直しが必要だ。
みんなみんな頑張って参ります。