本日、新しい園との契約のために、午前中出かけた。
力は朝起きていたのに、出発前にまた寝かぶってしまった。新しいところに行くことを予見していたのだろう。
到着して、やっぱり、と確信すると、逃避睡眠に入った。
大人は契約などの手続きで、隣の部屋でいろいろやってたのだが、
同行の子どもたちは、隣の多目的室で、保育士?(だと思う)の方々がお相手をしてくれることになっていた。
力には、布団を敷いてくれていたのだが、最初はもじもじしていたので、
お相手してくれる方たちは、起こして遊んであげよう!と、一生懸命声掛けしてくれていたのが見えたので、
多分逃避なので、もし起きたらお願いします、と、わざわざ言いに行った。
力は、案の定、そのまま最後まで眠っていたらしい。
終わって、側に行くと、目を覚ました。やっぱり逃避ですね。
帰宅後、ギリギリでしっこは間に合わなかったが、うんちはおまるに間にあった。
その後、大変機嫌がいい。
新しい園は、立派すぎるほどで、案内してもらっても迷路みたいだったが、もろもろの詳細は後日。
さて標題について。
力は、なかなか生活リズムが整わない。
入院や手術、体調に左右されるのは避けられないところだが、いまだ24時間時計ではなさそうである。
再来年度は小学生だ。
朝起きて夜寝る生活を、できるだけしっかり身につけさせたい。昼から起きて夜中までは、勘弁してくれよ。
おねえたちの園では、早寝早起き朝ごはん(和食必須)の、生活リズムを口酸っぱく指導されたので、
2人卒園させる頃には、すっかり、わが家の全メンバーに「生活リズムが大事」、は定番となった。
生活リズムを整えるコツは、判を押したように、毎日毎日を、決まったスケジュールに沿って過ごすこと。
それにつきる。
簡単そうだが、これが、かなり難しい。
必ずイレギュラーが入ってくるので、そこをどうやりくりするか。大人が妥協してしまうと、ゴールが遠くなる。
おねえたちは、今でも、早寝早起きなので助かる。
しかし、力は、おねえたちのようにいかない。
体調不安定と、多分、脳神経の不安定さが影響している。
食事である注入は、日に5回、深夜まで続く。注入合間に入る風呂も、遅い時間だ。
それでも、同じスケジュールに沿って、毎日生活はしている。
まあ、この条件ではなかなかうまくいかない。
最近は調子がいいこともあり、夜中に向かって気分がどんどん高揚して、夜なべスーパーになり、
朝起きられない、というパターンが続いていた。
これは、大人がとてもしんどい。
いろいろ工夫してみてるが、なかなかうまくいかん。
で、思い立って、夜の照明を、変えてみると、奏功したのかははっきりしないが、ここ数日うまく早寝しつつある。
夜、風呂後、身体ケアしたら、部屋の照明は全て消灯するが、
吸引などの処置や安全のために、台所の蛍光灯だけを点けて、
力が完全に寝るまで全消灯はせずに、私も起きているパターン。
朝まで台所の蛍光灯がついたままだと、
早く起きてきたおねえたちは、夜、力が調子悪かったのか、
それとも、力が寝ずに、母が気絶したのか、どちらかだと、すぐわかる。
その蛍光灯を、白熱球スポットにかえてみた。
やや暗くなるし、灯りが拡がり面積がかなり狭くなるが、真っ暗ではないので、何かあればすぐにわかる。
一般的に、食卓や、癒し、プライベートなスペースでは、蛍光灯色は避け、
白熱球色で陰影をつけ、食欲をひきだしたり、ムードを出したりする。
そんなこと、頭では分かっていたことだ。
なのに、力に関しては、灯りは安全第一のため、
寝ることを促す灯り、という観点としては、頭が回っていなかった。
白熱灯は眠りを促す、ということは、現時点では証明できないが、
もしかすると、気分を落ち着かせるための、一つの方法ではあるかもしれない。
灯りの転換でうまくいけばいいなあ、思いついてよかったなあと思う反面、
今までやってきたり、知っていたりすることを、力に応用できてないなあと、反省もする、灯りのはなし。
まだまだですなあ。道は遠い。。。