みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

かんきつが食べたい!~完熟きんかん

昨年の力の手術入院は予想外な展開で、入院生活が長くなってしまった。
友人がお見舞いに来てくれる、というので、あつかましくも、「かんきつの果物が食べたい!」と連絡したら、
「きんかん」を持ってきてくれた。
 
食べてみたが、今までのきんかんのイメージを打ち破る甘さ!
これはきんかんのふりをした、新しいフルーツではないかと、友人に、「これはなんだ?」と確かめると、
やっぱり「きんかん」というではないか。おお!時代は変わった!と思ったものだ。
乾いて殺伐とした入院生活に、大きく活力を与えてくれた「きんかん」。本当にありがたかった。
 
そして、今年。
年末からの寒波で、生協に予約していた産直みかんが、欠品のため早いうちに全終了してしまった。
冬は酸っぱいものがないとしんどい。
近くの商店街やスーパーを探すも、割高なうえ、味も今一つ。さらに、みかん自体も品薄となってしまった。
みかんー、みかんー。と探す毎日だったが、
ふと、昨年、助けられた「きんかん」が目についた。購入。
 
いやー、やっぱりおいしい。
一口でいけるので、立ったまま食べられるのもポイント高い。
 
おねえたちにも食べさせてみたが、やや大人味だったらしい。
「あま~い、すっぱにが~い、あま~い」
って感じー、と表現していた。なかなかうまく表してると思う。
 
宮崎ではブランド名「たまたま」とつけて、うまく商品化している。
糖度高いものは「たまたまエクセレント」として、高値で売られている。
見かけ美しいので、贈答用としても成り立つだろうが、この味が苦手な人もいるかもなので、
お贈りする人は選ぶかも。
 
「たまたま」は、従来の、甘露煮専用に近いきんかんの金額と比べるとかなり高価なので、
「たまたま」には到達しなかった、やや小ぶりの「完熟きんかん」を見つけることができたなら、
少しリーズナブルに、家庭用として手に入れられるかもしれない。
 
きんかん~?などと言わず、機会があれば、一度食べてみてみて。
米命、に引き続き、かんきつ命!
 
完熟きんかん「たまたま」(写真参照:http://miyazaki.daa.jp/oss/kinkan/
 
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