週末前に退院できた。
昨日夕方からお腹は落ち着き、うんちもストップ。
午前中も起きずに出ないので、逆に心配になったほど。
夜の時点で笑顔が見えていたので、このまま下痢状態が出なければ、大丈夫かも、と夜を過ごしたが、
今朝早い時間に、主治医が来てくれて、採血して結果をみて、よければ退院ということにしようか、
と言ってくれたので、結果をドキドキしながら待っていた。
こんな時、今までの経験上、退院準備や、部屋の後片付けをやっていると必ず、結果が芳しくなく、
退院延期が決まってしまうので、極力、動かずに、と、落ち着かない気持ちながら読書をしていた。
力は、採血された時にちょこっと目を覚ましたきりで、全然起きず。
午前中に、結果が出て、幸い、前日の数値は、下がり傾向のものだとわかった。
今朝の結果はさらに改善していたため。
ただ、全快での退院というわけではないので、来週再来し、採血などで経過観察、という約束をした。
うちの事情を知ってくれている主治医なので、いつも無理を聞いてくれているのだ。
こちらもそれにこたえねばならん。それまでに、元気になっておかんとね。
退院精算待ちの間に起きてうんちでもしてくれればちょうどいいな、と思っていたが、
なかなか起きず。
何度か起こしてみたが、ぼーっと目を開けてまた閉じてしまう。
お腹も張っておらず、いきなり暴発、ということはなさそうだが、どうしたもんか、
と午前の注入を半分しながら、昼過ぎまで待ったが、目は覚ましても、出ず。
もしかして、退院がわかって、おまる待ちなのかもしれない。
それなら、と急いで帰宅。
家に近づくと、ふと気付いた表情をして、少しだけ元気になった。
今日は天気が良く、きりっと気持ちいい日だったので助かった。
到着して、すぐにおまるに乗せてみると、やっぱりしばらくして、出た。えらいねー、ちーくん！というと、
ちょっとうれしそうにした。
大方片付けて、ばあちゃんとお茶して、夕方前には帰ってもらった。
いきなりのお手伝いも、快くしてくれて助かる。じいちゃんばあちゃんに、新年からありがとう。
夕方からおねえたちのピアノレッスンだったが、ヘルパーさんを頼んでいたので、
行き帰りの送迎だけの時間をお願いして、私はできる限り家にいた。
私がいない間、うとうとしていたり、目がぱっちりだったり、だったらしい。吸引も一度くらいで安定。
夕食時、ちょこっと泣いたりしていたので、側に行くと、げらげら笑ったりして、まだ不安定。
汗をかいたり、手足が妙に冷たくなったり、まだまだ身体のコントロールがうまくできていない感じだ。
それでも、おねえたちが声掛けると、必ずにこにこと返す。うれしいのだろう。
おねえたちのパワーを存分に貰ってくれー。
おねえたちは、この１週間の話をたくさんしてくれて、楽しかった。
2人で大ゲンカしたらしく、その話をお互い、お互いの視点でして、プチケンカになりそうだったが、
持ち直した。
ばあちゃんには、ケンカしても一切仲裁せんでいいよ。と伝えていたので、全くかかわり合わなかったらしいが、
かなり激しくケンカしよったよ、とかいつまんで聞いていたので、
2人の話はとてもおもしろく聞いた。
ケンカしてもすぐに仲直りして、風呂で大声で声を合わせて歌っている。楽しそうに。
上のおねえは、だってさあ、１週間ストレスばっかりやったっちゃもん、
という。
下のおねえは、ストレスって何よ？Ｒはぜーんぜん、大丈夫やったもん。
お母さんから怒られんけん、テレビもたくさん見たし、らくらくーって感じやったもんね。
と。
それぞれ、頑張ったのだろう。
力は風呂途中でげっそりしてきたのであせったが、風呂から上げると、声をあげて笑っていたので、
気持ちよかったのだと思う。だって一週間ぶりだもの。
私も、力をぬくぬくな風呂に入れられて、しあわせーな気分になった。
まだまだ、元気、というほどではないが、病院にいるときとはずいぶん雰囲気が違う。
病は気から。
楽しくぼちぼち元気になってくれればいいがなあ～。
