みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

スウチ、ウソツカナイ!

先月のミニドックの結果が送付されてきた。血液検査分だけだったが、内容良好で安心した。
 
力を授かって、妊娠中に職場で定期健診を受けて以来、出産してからは全く自分を顧みることかなわず。
ようやく一昨年から、健診やドックで身体チェックができるようになった。
 
毎年同じ病院を利用しているため、今までの履歴を並べて表記してくれる。
一昨年よりも昨年、昨年よりも今年、と、成績UP。
あまりにもわかりやすい数値推移は、まさに、「数値って嘘つかんなあ。」と感心した次第。
一昨年は、異常あり、とまではいかないまでも、二つの「Hi」値があり、その他もギリギリの平均領域。
昨年は「Hi」値が一つに減り、今年は全ての項目で、問題なし、領域に数値がおさまっていた。
 
主看護者の私のドック結果は、力の安定度向上を物語っている。
睡眠確保、入院回数減、加えて、兄弟児の成長などが大きな要因だろうが、
やっぱりこの中で最たるものは、睡眠だろう。当初のような細切れ睡眠はほとんどなくなった。
就寝は今でも午前様だが、途中で起きねばならない状況が本当に少なくなり朝まで続けて眠れるようになった。
眠れる、ということのありがたさだ。
秒レベルの私の寝入る早さも、ちょい寝した後の回復度の異常な高さも、家族から笑われるほどだが、
これも防衛本能からきたものだろう。うまいことコントロールして乗りきってくれてる体にも感謝したい。
 
となると、言ってみれば、ドック結果は、通信簿とも言える。
今年もすでに残りわずかとなり、
昨年と違って、これ、といった明確な成果を残せずにここまできた様な気がして、ちょっと焦りを感じていたが、
まあ、ドック結果も、この一年の成果、と、言えなくもないのかもな。「心技体」っていうし。