木金はいつもの保育の場面に戻った。
両日ともに夜騒いで、朝早く起きて、準備終わった時点で二度寝に入り、遅れて登園して到着してから起きた。
木曜の、紙芝居時間まではよかったが、
二時間目のボールスライダーは、珍しく不機嫌モードだ。
何かが癇に障ったのか、それとも眠いのか。
もう一人のクラスメートのお友だちも、やや飽きが来た様子だったので、
クッションチェアを取り除き、ボールプールで遊ぶことになると、
横になった瞬間、顔がぱっと明るくなり、元気になった。チェアがいやだったのかな??よくわからんなあ。
食事時間になり椅子に座るとさらに機嫌よくなった。
やっぱりよくわからん。
最近、この写真のように両手をあご付近に持ってきて、
もぞもぞ動かすので、
Tチューブ先端に取り付けているスピーチバルブ抜去が、
日常のことになってしまった。
いつのまにか、どこかに潜り込んでおり、
探すのにひと手間かかる。
それをみて、力は楽しそうである。
この手の動きは、特に、眠い時や疲れた時によく見られるが、
眠いけど眠れない時などにこの手の形になっていると、
いつのまにか力が入って肩まで緊張し、よいことではない。
力は足より手の方が、使えていない。
よく動くが、いわゆる手の働きはほとんどしていない。
おもちゃや、私たちの顔などにも手を伸ばさない。
手と脳の働きがあまりリンクしていないのだ。
ぶんぶんふり回している状態が多すぎて、なかなか感覚が身についてきていないとのこと。
リハビリの先生が、少し固定した状態で手先で遊べる工夫をすれば、少しずつ改善してくるかも、
とアドバイスしてくれたので、担任の先生も、何か考えてみよう、と言ってくれていた。
翌日も前日と同じく、二度寝して熟睡のまま園に到着。
すぐに製作物があったので、なんとか起こして、
起きるとまあまあ元気。
本日の作品は「ぶどう」。
水彩絵の具を使って、ぶどうの房を表現する。
力は手にべたべた絵の具をつけて、ぺたぺたすることにした。
最初は絵の具を板に乗せたところに手をつけて、
ぺたぺたしてみたが、
次に、先生から筆で手に絵の具をつけてもらった。
ひやっとして、ちょっとドキッとしたようだが、
まんざらではなかったようだ。
できあがったのは、意外にぶどうっぽくなった。
給食時間になって、
昨日のリハビリの先生のアドバイスを踏まえ、
担任の先生が、食事時間のちょこっと暇な時間用に、と、
机での手遊び道具を持ってきてくれた。
最初はマカロニ。
まあまあ触っていた。
大豆やビーズなど、ころころした乾燥したものは、
嫌いではない。
次に、蛍光色の紙吹雪。
このどぎつい色はいかがなもんかと思ったが、
こちらの方が興味を持って触っていたようだ。
大人の思い込みや決めつけはいかんなと思った次第。
帰宅して昼寝しても夜はそこまで遅くならずに熟睡している。
台風の前後に少し痰が増えたが、それでも、
以前と比べれば雲泥の差。
体重も増えて安定しているし、
とうとう、おむつのサイズを一つ上にしたくらい。
このまま年末まで安定していてくれたらなあ。