みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

退院ーー

イメージ 1本日午前中には家に到着。
無事に退院しました。ご心配をおかけしました。
連絡くださった皆さん、
本当に、いつもいつも、ありがとうございました!!
 
さて。
昨夜は、ずーーーーっと起きていた。
多分まともに寝たのは、トータルで1時間程度。
朝、少し目を覚ましていたが、寝てしまった。
 
担当医は診察後、退院でいいでしょう、と許可。
昨夜、消灯後、ふと見ると点滴が漏れていて、
あと一歩でアウトになるところで、セーフ・
結局退院まで持ちこたえた。
午前中に点滴通して注射にて抗生剤を入れ、
点滴終了。
退院となるとモニタも外れて、身軽になった。
退院精算をして、さっさと帰宅。
午前中から雨と言っていたが、
ぽつぽつ位で助かった。
 
 
 
帰宅したら、ばあちゃんはすぐに家に戻った。
入院時は、ばあちゃんに、自宅に泊まってもらい、おねえたちのお世話などをお願いしている。
手がかからんくなったけん、楽よー、とは言ってくれるが、
ほとんど毎日病院に弁当を持ってきてくれて、洗濯物を持って帰ってくれるので、
それなりに、気を使い、労力も使うはずだ。
じいちゃんばあちゃんの家の行事なども重なって、やや疲れた様子。
一人暮らしになってしまうじいちゃんも元気に楽しくやっている様子だし、
うちは、じいちゃんばあちゃんが、腰が軽いので本当に助かる。
 
帰宅して、片づけものをしたり、どっさり届いている食材をさばいたりしていたら、夕方になってしまった。
力は、帰宅後も寝たまま。
私は退院早々だが、おねえたちのピアノに付き添い、ヘルパーさんに頼んだが、
外出時は全て寝たままだったらしい。せき込みと吸引は何度か必要だったらしいが、起きず。
 
帰宅して、夕食前に、目があいた。久々のおまるにすわらせると、しっこ。
しっこ後はまた目が閉じてきたので、終わらせて横にすると、また目があいた。次は、おならぷう。
うんちは早朝したっきり出てないので、出そうだ。
ささっとおむつはずして、おまるにGO!と、抱っこしたら、
おまる座る直前に、噴火した。ひえーーー。うんち爆弾ーー。
 
きょえー、ひええー、と大騒ぎしている母をしり目に、力は、おまるに座って、またのんびりぷりぷり。
おねえたちは、すぐそばにいて、噴火の場面を目撃したにもかかわらず、
あー、ちーくん、うんち飛んだねえ、えらいねえ、と、お付き合い程度に目をくれただけで、全く動揺なし。
もっと騒いでよー、大変じゃん、この状況さあ~。まじでーー。
 
うんちしてすっきりしたのか、そのまままた寝てしまい、今に至る。
退院してほっとしたか。
ちょっとゼイヒュー音がかすかに聞こえるのが心配だ。
顔も、ぐったり、してるもんなあ。
季節がら、仕方ないなあ。
家でなんとか、持ちあげましょう!