早朝から起こされた。最初は起きぬけのたんの多さと思っていたが、すぐに違うことがわかった。
朝五時前から延々と吸引し続け、力はぐったり、おまけに熱っぽいので、日勤の担当看護師さん通じて担当医をよんだが、外来があるから診察できるのは昼過ぎになるという。
それじゃ入院してる意味ないやんか。
再度依頼したら、しばらくして処置室で診てくれることになった。
患部のガーゼを外すと、!!
新旧の気管切開孔がつながってる。。
力は今回の手術で新しい気管切開孔を開けたので、現時点で、二つの新旧の孔が首に縦に並んで開いている状態。
昨日全部抜糸したが、傷がイマイチだったのはわかっていた。だが一晩で新旧の境目が決壊してすっかりなくなっているとは。
チューブが入っている部分から上に数センチの空洞がある状態、客観的にも、ギャァーな見てくれだ。たいがいの力のスプラッタ映像見てるが、これは久々に衝撃的。
その後終日、側に座って吸引しっぱなしで夕方に。
とうとう本格的に発熱した。
気道内部は異常なし。考えられるのはやはり、手術傷からくるものだろう。
皮膚状態が芳しくないため、処置しようがなく、このままの大きく開いた状態で、過ごさねばならんだろう、との医師の見立て。
執刀医は本日不在だったため、見解は明朝持ち越しだが、とにかく、まずは力の身体状態を持ち上げてやることが一番だ。
もうすぐ退院かな、等と勝手に考えていたが、またとんでもない展開になった。
がんばれ力!かあちゃんも負けない!