みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

おいしい梨を食べる

昨日のねむねむモードは昨日だけだった。
今日は通園をお休みして、一日のんびりしていた。

水曜の夜、風呂上げて処置中に、足の左小指の爪色が違うことに気付いた。
あら?
と見ると、なんと!
全部爪が剥がれている!!!!
ええええー???

いつ剥がれたのだろうか?見る限り、泣きも痛がりもしていない。

力の足指の爪もちょっと変わっていて、まあるい。半球状でピカピカしている。そして爪がとても硬い。
だから、爪を切るのがとても難儀。ほっておいたら爪先が皮膚に食い込んでいくので、
こまめに切らねばならないのだが、この足癖の悪さ。ものすごくふんじばって爪を切らねばならない。
こんなだから、長くのびていたわけではないが、
きっと、足ばたばたが激しい最近の力、どこぞかで引っかけたに違いない。

剥がれていてもぶらぶらとならずにまだ根元でしっかりくっついていたので、
痛くないように保護しつつ様子を見ていたら、今日昼前にぺろんと剥がれており、一気に切り取った。
切るときにちょこっと痛そうだったが、すぐにげらげら笑い始めた。どういうやっちゃ。

夜の食事時間。
なかなか機嫌よく食べる練習もしていたし、
ちょうどとてもおいしい新高梨を買ってたので、小さく切った切れ端をガーゼに包んで口に入れてみた。


先日、梨をカリッとかじったことがあったのだ。初めて。
それも、やっぱりおいしい梨(豊水)だった。
でも、かじったかけらがのどに入るとおええとなって誤嚥の恐れもあるので、すぐに掻きだしたのだが、
ちょっと不満そうだった力。

そのことをリハビリの先生に言うと、ガーゼに包んで口に入れてみては?
とアドバイスをもらったので、おいしい梨が手に入った時に、と思っていたところ。

カリッ。
やっぱり食べた。しかも、ちゅうちゅう、ごくん、とやった。
おおおお!すごいじゃん。

しばらくちゅうちゅうやっていたので、口から離してみると、中身はほとんど搾りかすになってる。

いいぞいいぞ!

もうちょい大きく切って包んでみた。
カリッ。
やっぱり噛んでる。

おお!梨はいいのか!しかもおいしいの!

大きな大きな掌に余るくらいの新高梨。おねえたちと山分けしてもまだあるよ。
明日もトライトライ!


【力、おいしい梨なら食べるよ!】

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なになに?なんこれー?

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カリッ。

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んぐんぐんぐ。

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これ、うまいよ。