みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

散歩とマルシェ

三連休だ。
なんだか連休が多いなあ、と思ってしまうのは貧乏性だからだろうか。

初日は台風一過でさわやか日和。
力も調子よく起床、昨日不調で早寝したので心配していたおねえRもすっきり起きてきたので、
初日は遊んじゃおう、と、軽く弁当を持って散歩に出かけることにした。
折しもインフルエンザ猛威中だが、外は大丈夫だろう。

おねえたちは自転車、力はバギーで。
おねえたち、もうほとんど手がかからなくなったので、
私がえっちらおっちらとバギーを押して歩き、彼女らは自転車で行きつ戻りつ一緒に散歩できる。

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力は、「さんぽ」
の意味がわかっているようで、
私がわさわさと準備している際は全く邪魔せず、
機嫌良く待ち、バギーで外に出るとこの通り!

いつもの海岸沿いに到着したが、とても気持ちいいので足を延ばして大きな公園まで行くことにした。
家から距離としては約3キロ。なかなかの道のりだが、力は機嫌よく大丈夫そう。
途中から注入しながらどんどん歩いた。

目指す公園で、週末市場が開催されているのを思い出した。
おねえたちも行きたがったし、私も気になっていたイベントごとだったので、
人出が多ければ、マスクをするようにとおねえたちに話して、会場へ。

週末市場とは、全国数都市で展開されている、マルシェジャポンイメージ 4
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当地では、大きな公園のメインの池の周辺に、数店が出店。店は週替わりらしい。
この日和で人は結構いたが、店も少なめだったし、ざわざわしているというほどでもなく、
私たちにとってはほどよい感じ。

おねえたち、すぐさま、「手作りアイス」の看板を見つけてじいーっと立って見ている。
弁当食べてからね、と言って離れたが、弁当食べるや否や、アイス食べたーい、とのこと。
チョコチップアイスを購入した。味見したが、うまかった。
力もおねえたちからなめさせられていたがまんざらでもない様子。

産直野菜や、手作りソーセージなどに目をひかれたが、結局は漬物を購入して終了。

予定よりロング散歩になってしまったが、
力はまぶしいのだろう、ずーっと目を閉じがちだったが手足はばたばたさせて、にこにこしていた。

帰宅しても元気いっぱい。午後の注入時にパタンと昼寝してしまい、夕方元気に起きた。
いいリズムではないですか!

夜まで機嫌よし。寝付きもよし。強くなったなあ、よかったなあ、と思った。

おねえたちも、こんな散歩でも、とても楽しかったらしい。
お金もほとんど使わず、遠出せずとも、気持ちよく過ごせる、こんな季節。安近快。

力を連れてバギーで外出できる時期は、一年の中のほんのちょっとだ。
無理しない程度に、さんぽ、またしよう!