みんなのチカラに~ぼくが力になれること

産まれてすぐに救急搬送されたチカラは、 5万人に1人とされるトリーチャーコリンズ症候群と診断された。 箇条書きでも1枚に収まらないほどの手術や入院を繰り返した2005年からの10年。 これからどんなことが待ち受けているのか。 もう、チカラも家族もどんとこいの力が備わりつつある。はず。

梅干しと味噌

今年はついに、味噌作りと梅干しに挑戦した。

3月末に仕込んだ味噌。
樽の2/3は、おすそ分けした後、冷蔵庫に保管した。(本当は冷凍庫保管がいいと友人が)
残りは、発酵にまかせて味見と観察しようと常温放置。
どんどん発酵して色も味も変わる。おもしろい!
その1/3がとうとうなくなってしまい、つけ樽をしまって、今回の味噌作りはとりあえずひと段落。

梅干しは、お試し程度にちょこっとやってみた。
急に思い立ったこともあり、樽や重石などを調達できずに、
失敗してもいいや、と、ぐるぐる回して押すこことできる漬物容器を使って、容器に入るくらいの量。

少量なので、今ひとつ梅酢が上がってこなくて心配したが、無事に漬かってきた。
今年は梅雨が異常に長引き、干すことができずにいたが、とうとう梅雨明け!
すぐにベランダで、日光が当たる場所を探して移動させながら3日間。
日焼けしているように、梅はみるみる色が変わり、塩をふいてきた。おもしろい!
本日、再度梅酢に戻す作業を終えて、あとは出来上がりを待つばかり。
梅干しって、手間がかかってるんだなあ!確かに買うと高いのも納得だ。


味噌は豆煮とつぶしがやや重労働だったが、
一緒に作った子どもたちには好評で、また作ることになるだろう。
今回の「米麦合わせ」。最初に味噌樽を開けた時のふくふくふんわり感が、とてもうれしかった。
味もマイルドでおいしい。大豆と麹と塩だけで、こうなるなんて!

梅干しは、まだ出来上がりを食べていないが、梅の変化が魅力的。
特に干し期間。手間はかかるのはよくわかったが、みてるだけでも楽しい。

昔の日本人は、すごいなあと、感心した今年の味噌と梅干し作り。
また来年も、やってみよ!